20140210(了)
コリーヌ・セロー監督・脚本/映画『女はみんな生きている』 |
CHAOS |
カトリーヌ・フロ/ヴァンサン・ランドン/ラシダ・ブラクニ/ |
リーヌ・ルノー/オレリアン・ウィイク |
音楽:リュドヴィク・ナヴァール |
2001年/仏映/DVD/レンタル/112分 |
<★★★☆>
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オモロイ! |
パリ(多分)の夜の街で、いかにも冷め切った中年夫婦が車で出かける。車の前 |
に血だらけの若い女が近づいて助けを求めるが、夫はドアをロックする。女を追い |
かけてきた男たちにさらにボコボコにされ引きずられていく女を助けるどころか、 |
警察にさえ電話せずに走り去る車。 |
夫人のほうはそれが気になって仕方がない。そんなことだから夫人の家族にも当 |
然問題は大あり。一方ボコボコにされ死んだと思われたか、放置されて病院に収 |
容された若い女は、集中治療室で生死をさまよう。実はこの若い女のほうには、そ |
れどころでない、むごい状況と決死の計画があった。 |
夫人はそんな事とは知らぬものの、ある決意とともに、若い女の治療・看護に付き |
添うようになる・・・ |
とまあそんな感じで始まります。 |
怒涛の展開となってゆきます。 |
フランスとその占領下にあった国との関係上、ごく当たり前にこんなストーリ―が繰 |
り返されて来たんでしょう。ネタとしてはきわどくて、エンタテインメントとして扱うの |
に疑問を呈する向きもあるでしょうが、映画はワタシにはかなり面白かったです。 |
つまるところ、ここでの男というものは、おおむね色キチガイか悪人のどちらかとい |
う扱いですかねえ。 |
そして、女性の側からは、はらわたの煮えくり返る状況が描かれているわけでね、 |
女性にはこれオモシロイヨと安直には薦め辛い。それでもこれ、社会性をも含めて |
エンタテインメントとして観るほかないでしょ?
そのあたりのことのせいで点数は少し辛いです。★4つでもいいのかな。
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(名古屋で以前観てみようかなと思ったことがある一巻。こちらのTSU社で、おスス |
メのコーナーにあったのが目について。) |
(音楽は、ウーン、大していい仕事はしていない気がしました。) |
(タイトルは苦心して付けたのだろうが、もっとましなもの思いつけなかったのか。) |
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