休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『ジャンゴ 繋がれざる者』

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20140120
脚本&監督:クェンティン・タランティーノ

映画『ジャンゴ 繋がれざる者』
DJANGO UNCHAINED
 
 ジェイムズ・ルッソ/フランコ・ネロ/ドン・ストラウド/ラス・タンブリン/
 
 2012年/米映/DVD/レンタル/165分
 
  <★★★☆>
 
長さを調べてませんで、就寝時間が遅くなってしまった。
(ネット解説)・・・タランティーノ監督が、前作からおよそ3年ぶりに放つ骨太のアクション大作。
19世紀中期のアメリカ南部を舞台に、かつて奴隷だった男の妻奪回のし烈な闘いを描き出
す。ディカプリオが本作で初めてとなる悪役に挑むほか、ジェイミー・フォックスやクリストフ・
ヴァルツら個性と実力を兼ね備えた俳優たちが豪華共演。緊迫感あふれる人間模様と、驚
きのストーリー展開に言葉をなくす。
言葉をなくしやしないけどね、、、ようまあここまでやるわ.。西部劇にとどまらない、いろんな
エンタテインメント映画のエッセンス(そりゃ「ジャンゴ」だもんね、フランコ・ネロまで顔を出し
て多分にスパゲッティ風味だけど)をてんこ盛りにぶち込んだという風の、ぶったまげのお遊
び映画。(まあタランティーノはだいたいそうかも。)
黒人が主役のウェスタンは、知らないわけじゃないが、珍しい。
出演陣も豪華なようで、書き出したのは、妻役*を除きワタシでも知っているという名前だけ
にした。ほかにもたくさんの役者名が書かれていました。
オマージュなんていう生易しいもんじゃない、もう何でもありというか、ね。
めまぐるしく変わっていくシーンごとに、今度はどう出るんだろうと待ち構えてしまう。
たくさん殺すもんだから「指定」はかかったんだろうが、パロディなんでね、赦してくれよとで
も言っておくほかない。なに、観れば結局相当笑って小うるさいことはシカトしてしまう。
むしろ、例えば黒人差別表現がむやみやたらとあって、そのセリフも役者のセリフ回しも巧ま
ず実に自然に憎たらしくできるもんだという点なんかが、言ってみれば「指定」対象なんじゃ
ない? あるいは差別にものの見事に馴染んでしまったサミュエル・L・ジャクソン演じるキャ
ラも逆にその対象なんじゃないか・・・なーんて。(この浅薄なヒネクレはワタシの欠点です!)
映画に飽きた人のための映画、みたいなところがあるので、本来ならワタシもダメというとこ
ろなんだけどね、今回は言わない。(前作「イングロリアス・バスターズ」は観てません)
妻の名前をブルームヒルダという。ドイツ語が話せる女奴隷というのが変わっていて、おいお
いわかってきてみると、ヴォータンの娘ブリュンヒルデの名からいただいたものなのね・・・。
大活躍でオスカーの助演男優賞を獲ったクリストフ・ヴァルツが役柄も(もともとも?)ドイツ
人のようで、聞きかじった名の由来をちょっと解説しかける。ちゃんとは出来ないんだけれど。
その見かけ地味なヴァルツさんは活躍しすぎで(出ている時間なんぞ主演とたいして変わら
ない!)、これで助演なの?と言ってしまうほど。
繰り返すけれども、ちょっと長いですからね、時間に余裕があるかた、楽しんでください。
 
(書式が扱いきれません。これではだめですね。)