休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

一秒先の彼女

オモロかったです

20260419(了)
映画『一秒先の彼女』
 チェン・ユーシュン監督・脚本/リウ・グァンティン/リー・ペイユー
 2020年製作/119分/台湾/原題:消失的情人節 My Missing Valentine
 (PrimeVideo)
 <★★★★>

一秒先を行く彼女、てのはつまり、なんでもかんでもちょっと先んじてやっ
ちゃう。本人は平然としていて明るく、周りは迷惑この上ない。ほとんど鼻
つまみ。常にせかせかしていて、歩き方にもよく表れている。郵便局勤め。
30年、彼氏がいなかった(続かなかった)のは、さもありなんという感じ。
ところが、ヒョンなことから体躯立派なイケメンと知り合い、せかせかアタ
フタと危なっかしいお付き合いが始まってしまう・・・
 
一方、はじめはあまりはっきりと人影が見えない感じの奴がいて、逆になに
をやるにしてもワンテンポおくれてしまう若い男。時計まで遅れてしまう、
ってのは、一種のヒントだったんだね。
郵便局に通うように来ては彼女による窓口応対を望む彼は、「変人」扱いさ
れているが、おいおいわけはわかってくる。小さいころに二人は一緒に過ご
していたことがある。結構長い話なのだ。
 
はじめは彼女の視点が中心、後半は彼の視点が中心に描かれる。
2人がどうなってゆくか、に収斂してゆく話であることは確かなんだけれど、
もたつき具合が、良くも悪くも、なかなかすごいというか、凝っている。
こういう書き方をしてしまっていいのかどうか、ちょっと悩んだけれど、ま
あ良かろうと思って書いちゃうと、完全にファンタジーなのです。ヒントは
始めからちょろちょろ提示されているんですが、まさかねぇと思っていると、
ホントになっちゃう。で、一日が消えちゃう。あれれ、ミステリー・・・ 

(ワタシの一日が盗まれたと訴え出ている)

 

ひょっとして観ていない人も読まれるかもしれないので、そこまでですね。
 
面白いお話でした。あちこちで笑える。最後は泣ける(かも)。
何か、元の話があるのかもしれないな。
彼女のキャラが妙に魅力的でした。ま、見ている分には、ですけどね。
それと、台湾にはああいうところがあるんですね。ほとんど海の上と思しい
ところをバスで走るのですが、これが実に美しかった。

(日本では男女を逆にしてリメイクされているそうな。ちょっと無理がある

 んじゃない?)