| 映画のネタが少ないので、次も音楽です・・・ |
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| ルー・ドナルドソン(1926-2024)/ |
| ジャズジャイアンツの1人であろうに、ほとんど聴いたことがなく(ゼロでは |
| ありません)注意も払ったことがなかったサックス奏者の4枚のアルバムです。 |
| ワタシの場合こういう方、ジャズではうんと沢山います。 |
| このアルバム4枚分、ファンになるというほどではありませんでしたが、聴く |
| ほどによくなった。当たりでした。 |
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| (1)Blues Walk |
| うんとファンキー度の高いアルバムじゃないですかね。レイ・バレットのコン |
| ガも効いている。ウィントン・ケリーのよく聴いたあるアルバムを思い出した。 |
| ドナルドソンにそんなに力は入ってない感じながら、のびやか。勿論聴くほう |
| はくつろげる。ピアノは上手いんだかヘタクソなんだかよくわからん。 |
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| (2)Gravy Train |
| 上記の3年後の録音。別人のコンガ入り。同じスタジオ(よく知られたヴァン・ |
| ゲルダー・スタジオ)での録音ながら、サウンドがちょっとだけ重めになった。フ |
| ァンキーな感じは維持。ドナルドソン自身は(1)より少し丸く太く、更にの |
| びやかになっている。リキが入っているふうではない。かなりノリはいい。特 |
| に後半の曲。ピアノもよかった。 |
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| (3)Lou Takes Off |
| 軽くファンキーな(1)の半年前ぐらいのもの。録音場所は違う。これがハー |
| ドなものも含んだバップ。マクドナルドは頑張ってますが、このアルバムで |
| は(1)(2)の余裕はない。普通かな。ドナルド・バード(tp)も普通。ソニ |
| ー・クラーク(p)もそう。ワタシの感じでは、カーティス・フラー(tb)が |
| 結構好調。ライブ感覚のあるアルバム・・・ |
| ところが・・・これが何度か聴くうちに変わってきました。素敵なバップ! |
| 面々の演奏も輝き始めちゃった。みんないいじゃないか! (ま、ワタシは |
| こんなもんです) |
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| (4)Here ‘Tis |
| なんと、ピアノもベースもなし、代わりにオルガンとギター。オルガニスト |
| はワタシは知らないプレーヤーです。ともあれ、前3つのアルバムとは決定 |
| 的というぐらいムードもサウンドも変わってしまった。詳しくはないんです |
| が、例えばレイ・チャールズの歌の世界(R&Bでいいのかな)みたいだ・・・ |
| ところが、このアルバムも、(3)ほどでなくても、やっぱり馴染んできまし |
| た。ちゃんとジャズやってるやん!はじめの違和感はR&Bのサウンドのせい。 |
| これでジャズをやってるだけのことなんだ。 |
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| この4枚がドナルドソンの代表作なのかどうか、知りませんし、知ったこっ |
| ちゃないですが、ワタシの好き嫌いとしては、(1)~(3)は結局同列にな |
| っちゃったかな。(4)はちょっとサウンドの特殊性があって、いつも聴ける |
| かどうはわからない。もっとも、ドナルドソン自身の演奏については、(4) |
| も捨てがたい。この辺の曲調やサウンドもきっと性に合っているんだと思う。 |
| それから、ドナルドソンの演奏は、少なくともこのアルバム4枚分共にだい |
| たい無理をしていない。ぎりぎりいっぱいの表現は取らず、誰でも知ってい |
| そうな曲をひょいひょい挟み込んだりして、聴く人に緊張は与えまい、楽し |
| ませようという態度が感じられる。演奏には余裕がある。 |
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| この4枚分だけではジャズ・ジャイアンツって感じじゃないけどね。そんな |
| ことこっちはどうでもいい。 |
| 聴けば聴くほど印象が良くなったのがうれしい。いいセット企画だったんじ |
| ゃないか。 |
| 90歳まで現役だったそうだから、いろんなチャレンジもやったことでしょう。 |
| メニー・サイド・オブ・ルー・ドナルドソン があったのでしょうが・・・ |
| 今のところドナルドソンの別のアルバムを聴く予定はありません。 |