休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

リーアム・ニーソンの『プロフェッショナル』

20260320(了)
映画『プロフェッショナル』
  ロバート・ローレンツ監督/リーアム・ニーソン/ケリー・コンドン/
  ジャック・グリーソン/キアラン・ハインズ/コルム・ミーニー
  2024年製作/106分/アイルランド/原題:In the Land of Saints and    
  Sinners/PrimeVideo
  <★★★★>

プログで見て、メモっておいたもの。
リーアム・ニーソンは別に嫌いというわけじゃないが、あんまり観てな
いなぁ。アイルランド映画ですか。彼は随分前にアイルランド独立運動
がらみの映画に出てましたが、二作の設定は半世紀以上も違う。
 
こっちもアイルランド絡み、紛争絡みだけれど、設定がちょっと問題。
1970年台の北アイルランドらしい。ということはイギリスなんだ。
わけあって殺し屋を生業にしていたフィンバー(ニーソン)がやや老い、仕
事に倦み、なんと恋までして、殺し屋をやめようとする。
このこと自体はうまくいきそうに見えるのだが、不運なことにこの田舎
町で下手なテロ行為を起こしたIRAの末端の4人組とかかわりを持ってし
まう。4人組の一人が小さい娘がいる寡婦に執心してDVまがいのふるま
いをし、フィンバーに見とがめられ、挙句始末されてしまう。それが4
人のIRAのうちの姉弟の弟で、リーダー格である姉の方はどうしても許
せず、IRA本来の任務から外れて、復讐に走る。IRA vs. 殺し屋。
後はサスペンス。
 
サスペンスは、ワタシ、気に入りましたが、問題は、北アイルランドの
最果ての小さい田舎町で起きる事件なのかなぁ、というところ。ワタシ
の感覚では、この設定はリアリズムとしてはどうも弱い気がする・・・
といっても、この設定以上には欲張ってもいなかったけどね。
この件を除けば、小ぶりではあっても結構いけている映画なんじゃない
かと思います。(わかりません。この設定こそが魅力だったのかも)
殺しの元締め(コルム・ミーニーというよく見た脇役さん)と、もう一人の若い
殺し屋、フィンバーと親しい街の警察署長(キアラン・ハインズ)などもなかな
か配置よく、IRAの姉貴(ケリー・コンドン)も頑張ってました。
特に後半はいい展開で、柴犬娘を寝る前のトイレタイムで外に出すのを
うっかり忘れ、23時を回ったところでやっと出してあげました。(ゴメン)
★はやや甘いものの、予想よりは楽しめた。
 
そうそう、エンドタイトルがそうそうに切られて、ゲッソリ。切られて
もいいような作品もあるけれど、多くはがっかり。エンドタイトルも映
画の一部だろうに。
こんな田舎でねぇ、というお話ですが、険しい断崖絶壁の多い海辺が絶
景でした。実際に見てみたいなぁ。