休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『フロントライン』/DMAT

20260304(了)
映画『フロントライン』
  関根光才監督/小栗旬/松坂桃李/池松壮亮/窪塚洋介/桜井ユキ
  脚本・企画・プロデュース:増本淳
  2025年製作/129分/日本/PrimeVideo
  <★★★★>

2020年2月に中国から横浜港にやってきたダイヤモンド・プリンセス号。
その後新型コロナが日本中でも蔓延した、そのとっかかり的出来事の映画
化。豪華客船の内部でいったいどんなことが起き、どこがどう判断して、
どんな対応をしたのか。
どうだったんだろうとは思ったけれど、まったく知りませんで、これはオ
リジナルの脚本とはいえ、事実あったことを参考に再構成したもののよう
で、いやいや、こんな状況だったのですね。
描けることを欲張らず、まずまず広く拾っていた気がします。今さらです
が知ることができて良かったですよ。
 
中心的に描かれるのは、DMAT(Disaster Medical Assistance Team)とい
う医者の有志団体のようなグループと厚労省の役人の、人命を賭したせめ
ぎ合いや、彼らの活動から見えてくる物事、漏れてくる情報に下世話に舌
なめずりするかのようなマスコミ。
勿論まぜっかえすSNSへの投稿も邪魔っけなものでしたが、描かれ方は今
よりはちょっとおとなし目だったでしょうか。
 
これも今さらですが、関係者やその家族の方々を労いたい気持ちが湧きま
したね。
他に書くことはないようなもんです。
この後、DMATのお仕事に、こうした感染症対応も加わったというのには、
ちょっと疑義を挟みたい気はしますが、ここではそれは別問題。映画はち
ゃんと仕事をしたと言えると思う。なんたって、これ、立派なエンタメ。
物足りないところと言えば、何千人も乗っていた人の数のすごさがパッと
わかるようなシーンがなかったことかなぁ。
 
さて・・・今は南大阪のオジンですが、名古屋住まいが長かったこともあ
って、緑区の小高いところにあった藤田医科大学病院は知っています。
前は名に「保健衛生」がついていましたっけ。南西にちょっと進むと、あ
の「桶狭間」ですね。そういや、今大河ドラマで、信長役のみならず、秀
吉になる役者さんも出ていました・・・
この病院にかかったことはありません。ところで、出来立ての病院云々と
いう表現がされていましたっけ。大学病院という名になったのは比較的新
しいとはいえ2020年にできた病院じゃないはずだから、藤田の別の新病院
とかだったんでしょうか。でも名古屋までよく移送したもんだ・・・
 
映画の感想文としては情けないですが、「ヘェーそうだったんだ」としか言
えない。
ちなみにワタシは、コロナはこれまでに2度罹りました。運よく軽く済みま
した。去年の熱中症のほうがよっぽどしんどかった。

 

(補)

3/8(日)、DMATのことが記事になっていました。第1面と三面記事に。
その記事の中に、DMATがどんなふうに進んできたかという表があって、添
付してみました。
「東日本大震災 15年」という括りで掲載中。この日の分では、できた経
緯、活動と現場のちぐはぐ、想定外だった放射能汚染のことなども解説し、
将来につなげる話にもなっていました。なんとなくヴォランティアでスター
トしたものが、国も頼りにし、現在では1900近いグループができている。
地域により医者のばらつきが問題になっていることもあって、すっごく大事
な存在になっていることはわかるのですが・・・出来方の緩さ、どこか公的
な組織に祀りあげられているニュアンスが伴っていることなど、実際のとこ
ろはよくわかりませんが、なにやら気になりました。