| 去年秋ごろだったか、どなたかのブログでメモっていた韓国映画です。 |
| 無差別の連続殺人らしい事件を追う暴力的ではぐれ者刑事と、シマを争って |
| はいるが比較的に理屈で争いを起こさないよう管理しながら治めている、お |
| 肉の塊のようなヤクザの組長が、ぶつかり合いつつも不思議にウマが合って、 |
| なんと、協力に近い形で犯人を追うことになる。 |
| 協力のきっかけは、そうと知らずに殺人犯がヤクザの肉塊組長を偶然襲って |
| しまったこと。 |
| この協力に至るまでの経緯が長いんだけれど、それがなかなか見せて面白い |
| ですね。ヴァイオレンスいっぱいながら、意外に人はわりと死なない(?) |
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| 連続殺人だと確定するまでも結構長いんだが、この犯人像がなかなか難しい |
| のですな。 |
| 通り魔的な犯罪で、明らかに愉快犯でありながら、事後は非常に狡猾慎重で、 |
| なかなか尻尾を掴ませない。 |
| 先に書いてしまうのはまずいでしょうが、徐々にわかってくるのは、こい |
| つが殺人を犯すに至る理屈が、筋が通っているようで実はよくわからないと |
| しか言いようのないもので、猟奇殺人とかサイコパスでいいんだけれど、中 |
| の刑事やヤクザ組長より、観ているこっちの方が気色悪いんじゃない? |
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| 刑事と組長のアプローチが違うのも(って実際はどんだけ違うねん!という |
| 感じなんだけれど)、ちょっと目先が変わって面白い。 |
| 裁判までが早すぎたり、刑事の上役とヤクザとの関係がはっきりしないまま |
| だったりなんてのも、気にはなりましたが、まあそんなに拘らなくてもいい |
| かぁ、てな調子で終わっちゃいました。 |
| 最後のぬけぬけとした一ひねり(なんとなくデジャヴ感がありましたが)ま |
| で実に盛りだくさんで飽きさせなかった。 |
| お肉の塊は勿論マ・ドンソクさんで、観ているだけで楽しい。大うけだった |
| みたいです。 |
| 英題は、「続夕陽のガンマン」ふう。 |