休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

小曽根 真/スプリング・イズ・ヒア

20251226(了)

MAKOTO OZONE

/SPRING IS HERE

 ①ビューティフル・ラヴ(V.Young)6:23
 ②スプリング・イズ・ヒア(R.Rodgers)5:27
 ③サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム(F.E.Churchill)6:12
 ④君住む街で(F.Loewe)7:38
 ⑤夜は千の眼を持つ(J.Brainin)7:19
 ⑥マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ(G.B.Wood)7:54
 ⑦オー・グランデ・アモール(A.C.Jobim)5:23
 ⑧タンジェリン(V.Schertzinger)5:17
 
  小曽根 真(p)、ジョージ・ムラーツ(b)、ロイ・ヘインズ(ds)
  録音;1986年12月、ニューヨーク、クリントン・レコーディング・スタジオ Tot.51:33
  CD/モダンジャズ/ⓅⒸ 1987 SME/邦盤/中古
  <★★★★>

素敵な写真。
この時、まだ25歳のチャキチャキの小曽根真のアルバムです。
  (帯)小曽根真、初のスタンダード・ナンバー集。オスカー・ピーターソ
   ンやトミー・フラナガンのグループでも活動したジョージ・ムラーツ
   チック・コリアハンク・ジョーンズなど数々の名匠に愛されたロイ・
   ヘインズをサポートに迎え、「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」、
   「いつか王子様が」等、極めつけのナンバーをメロディアス&スウィ
   ンギーに聴かせる。
ニューヨーク・ジャズシーンの寵児となった・・・ 云々の惹句もあります。
裏ジャケの写真を見てください!若―!
クラシックへのアプローチも知られてはいますが、ここで聴けるのは、ピチ
ピチした若さの感じられるタッチによるスタンダード・ナンバー(かな?)

何度か聞いてみました(じゃない、流してみました)。
正直言って、書くこと(≒書きたいこと)がほとんどない。
つまらないアルバムだと言うつもりはないけれど、でも、そういうことに
なってしまうのかもしれない。期待値が高かったかもしれない。
 
スタンダードナンバーばかりなんで、曲がいいから、聴いてはおれるんだ
けれど、演奏が真面目というか、楷書っぽいというか、、、ジャズ・ピアノ・
トリオの模範演奏ですよ、という感じ。
ピアノのタッチは暖かくも冷たくもなく、ニュートラル。しゃっきりした
感じのセンスのあるピアノだし、トリオとしてもひじょうにまとまってい
るだけでなく、元気で推進力も感じる。ヘインズの強いドラムもいいんだ

が、久々に聴くムラーツのウッドベースなんてまるでメロディ楽器。めっ

ちゃんこ上手い。

 
でもその上で、特色だとか魅力が乏しいんだなぁ。スウィングしていると帯
にはあったけれど、スウィング感はまあまあかな。ワタシ、鈍感なのかもし
れないね。だいたい現代のピアノ・トリオにスウィング感なんて、求めたり
するものだろうか。(40年近くも前の録音ではあるけれど・・・) 
例えば、攻めてない、とか?ウーン、どうかな・・・ でもそうかもね、き
れいにやっつけただけに近くないか・・・
 
更に長々と流していました・・・
いやいや、、、
繰り返して聴いていたら、ぜーんぜんそんなことない!
十分スイングしてるじゃん!
特にピアノは言い換えることにしましょう。
アメリカ人なんかには絶対に出せない、日本人にとっては慣れ親しんでいる
ある種の淡白さ、それは決して味気ないというものじゃない、喩えて言うな
らおいしいお米、みたいな・・・
どうだろう。こう書けば、しれてるにしても、少しマシかもね。