休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

スカルラッティ/ソナタ集 ホロヴィッツ

20251125(了)
スカルラッティソナタ
 ①ホ長調 L.430   ②イ長調 L.483   ③ト長調 L.209
 ④ニ長調 L.424   ⑤イ短調 L.241   ⑥ヘ長調 L.188
 ⑦ヘ短調 L.118   ⑧ト長調 L.349        ⑨ニ長調 L.465
 ⑩ホ長調 L.21          ⑪変ホ長調 L.203     ⑫ホ短調 L.22
 ⑬ニ長調 L.164   ⑭ヘ短調 L.187         ⑮イ長調 L.391
 ⑯ホ長調 L.23          ⑰ト長調 L.335
  ウラディミール・ホロヴィッツ(p)
  録音;①-③1962、④-⑮1964、⑯⑰1968 ニューヨーク Tot.61:02
  1996年/CD/クラシック/器楽曲/SME/邦盤/中古
  <★★★☆>

ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)
ウラディミール・ホロヴィッツ(1904-1989)
ホロヴィッツの、「どうよ、ワタシに弾かせりゃこんなもんですよ!」なんてい
う感じの演奏で、自由さもあるが、ちょっぴりわざとらしさを感じてしまいまし
た。伸ばした長い指の重みで奏でられる独特のピアノの音は、ワタシにも結構魅
力的に感じはしましたけどね。
 
実はワタシが聴きたかったのは、クララ・ハスキルウェストミンスターに録音
したモノーラルのもの。ところが探してもセットものでしか見つからず、安くも
なかったものですから、安直に安いものを選んだ。
巨匠ホロヴィッツさんを悪者にする気はさらさらありませんで、スミマセン。名
盤として知られているんですけどね、上のような印象。ま、好みの問題です。
 
ハスキルのものはLPで聴いて、すっかりファンになったのですが、処分してしま
った。
いい演奏なんて山ほど出ているに違いありませんが、ハスキルハスキル
もう一度聴いてみたくなったが、あとの祭り。(いやいや、お金次第・・・)
 
調べてみたところ、ハスキルホロヴィッツで、ダブっているのはL.483の
み。更についでに、例えばということで、ポゴレリチのアルバムの収録曲を調
べてみたら、両者とのダブりがゼロ! 鍵盤楽器ソナタが555曲もあるんだ
から、当たり前かもしれないが、あきれる。別の言い方をすれば、質やレベル
が似通っているということでもあって、それはそれですごいことかもね。知り
ませんでした。
555曲もあるということがそもそもヘンなのかも。曲の選び方に奏者の好み
や特色が反映されることにもなる・・・て、あらかじめ全部知ってるんならわ
かる話だが、ホンマに知ってるのん? 皆小規模曲とはいえ、555曲やで!
 
 ホロヴィッツ 21,22,23,118,164,187,188,203,209,241,335,
        349,391,424,430,465,483
 ハスキル     33,142.171.255,256,386,388,457,475,479,483
 ポゴレリチ       1,8,9,11,13,20,87,98,119,135,159,380,450,
        487,529
 
ほらね、って暇やね。
 
好きなように料理されたスカルラッティは、どこからどう聴いても、気楽に聴
けて、心地よく通り過ぎて行く。⑥L.188なんて、ベートーヴェンの「英雄」の
第3楽章に似てない?なんてふっと思いながら・・・
緩急の差がかなりあり、勿論特徴的なのは「急」のほう。例えはよくないけれ
ど、パチンコの盤面を、多くのパチンコ球がざらざらと流れ落ちて行くみたい
な・・・ そんなに速く流れ落ちなくてもいいのに・・・てのはつまり、そこ
まで早く弾く必要あるの?という感覚もこもっているのですがね・・・ だい
たい、この作曲家の時代に、あそこまで速いスピードで弾ける鍵盤楽器があっ
たんかいな? いや、鍵盤楽器の質が変わった現代は、納得できるのなら、どん
な弾き方をして一向にかまわないんだけどさ・・・
その上にプラスして書けることが確かに何かあるようには思う(少なくともハ
スキルのを聴いていた折にはそんな気がしていたと思う)のですが、今回は、
ワタシの知識、感覚、語彙では、今のところどう表現したものかわかりません
でした。それでパチンコ。少々気恥ずかしい・・・
 
ホロヴィッツハスキルに重複しているL.483 は、間違いなく覚えてまして、う
れしいだけでなく、このミディアムテンポの曲は、まるでモーツアルトを連想さ
せ、素敵でした・・・で、以下同文、てな感じで・・・ ⑯のL.23もなんだか

覚えがありましたが、他はすべて初めて。と、これだけじゃ鑑賞記になってへん

か。