休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『陪審員2番』

20250618(了)

JOROR #2

  監督;クリント・イーストウッド//ニコラス・ホルトトニ・コレット
      J・K・シモンズクリス・メッシーナキーファー・サザーランド
  音楽;マーク・マンシーナ
  2024年製作/114分/アメリカ/原題;Juror #2/DVDレンタル
  <★★★☆>

 

イーストウッドさんは、裁判もの、撮ったことなかったかもね。
ジャスティンには臨月の妻がいて(だけでなくほかにも理由があるのだが)、何
やら不安定。二人ともにやけに不安定な感じ。彼が土砂降りの雨の中、車で何
か鹿のようなものを轢いたらしい。(というか、鹿に注意の看板があっただけだ
けどね) ところが、その後、彼が何かを轢いたかもという場所で、女が轢かれ
て道路下に転落して死亡していた。他殺ということで裁判が予定される。女の
恋人が殺人の被疑者として問われる裁判になるのだが、あろうことかジャステ
ィンが陪審員の候補になり選ばれてしまう。
さあ大変、様々な状況から、自分が女を轢いてしまった可能性が高いとわかっ
た状態で陪審員を務めるわけで、ジャスティンの不安やプレッシャーはワンラ
ンクアップ。
自分を有罪かもというわけにはいかないが、被疑者が無罪であることにはして
やりたい。その思いを受けたかのように陪審員の審議は紛糾。当然陪審員には
いろんな経験や価値観を持った連中が集まっているわけで、かの名作を持ち出
すまでもなく、結論は出そうもない。
 
さあどうなるんだ、ってわけで、まぁ一応ミステリー仕立てですからこれ以上
は書けないですが、この頃、力みがなくなりすぎて、悪くはないんだが、併せ
て引っ掛かりみたいなものが乏しくなり過ぎてもいるような感じがありました。
ワクワク、ドキドキ、ハラハラ、ゲゲゲ・・・なんてぇのがね。
そうした類のもの、例えばある種の人間性の「濃さ」みたいなものがここには、
珍しく、あったように思います。裁判ものにつきものなのかもしれませんが、、、
 製作時のイーストウッドさん94歳?(ほんまかいな) やる気、恐るべし! 
「生涯現役」のために、食事や生活習慣など、気ぃつけてはるんやろなぁ。
 
30年前なんだから、もう昔といってもいいでしょう、キアヌ・リーヴズやサ
ンドラ・ブロックの『スピード』で、ドンドン、ガンガン鳴らし続けていたあ
マーク・マンシーナが、ここではセンスはあるけれど、ひたすらおとなしい
音楽を付けていました。映画の出来のせいか、いい感じに聞こえました。

ちょうどこの映画を観た日に、名ピアニスト、アルフレート・ブレンデル
亡なったニュースが新聞に載ったのでした。朝日にしてはちょっと大きめの
記事でしたね。上記映画の製作時のイーストウッドとたまたま同じ年齢で、
94歳だった由。(もちろん何の関係もありません、ハイ)