休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ライヴ! アンサンブル・ウィーン=ベルリン

20250510(了)

Live!

Ensemble Wien‐Berlin

(1)ツェムリンスキー: フモレスケ ①4:07 (木管五重奏のための)
(2)バーバー: 夏の音楽 Op.31 ②11:35 (木管五重奏のための)
(3)メンデルスゾーン: 劇付随音楽「真夏の夜の夢 Op.61より
    (グイド・シェーファー編/木管五重奏のための) 19:35
  ③間奏曲 2:37 ④職人たちの入場 0:50 ⑤妖精の行進 1:14
  ⑥歌と妖精たちの合唱 2:25 ⑦葬送行進曲 1:03 ⑧スケルツォ 4:20
  ⑨夜想曲 4:57 ⑩道化たちの踊り 1:39
(4)リゲティ: 6つのバガテル 11:01  (木管五重奏のための)
  ⑪Allegro con spirito 1:05 ⑫Rubato.Lamentoso 2:52
  ⑬Allegro grazioso 2:16 ⑭Presto ruvido 0:56
  ⑮Adagio.Mesto 2:18 ⑯Molto vivace.Capriccioso 1:19
(5)フランセ: 木管五重奏曲 第1番 20:04
  ⑰Andante tranquillo-Allegro assai 4:04 ⑱Presto 4:42
  ⑲Tema 1:12 ⑳Var.Ⅰ L’istesso tempo 0:44
  ㉑Var.Ⅱ Andantino con moto 1:33 ㉒Var.Ⅲ Lento 1:20
  ㉓Var.Ⅳ Vivo 0:32 ㉔Var.Ⅴ Andante 1:47
  ㉕Tempo di marcia francese 3:57
(6)ベリオ: オーパス・ナンバー・ズー 7:31 Children's Play for Wind Quintet
  ㉖田舎の踊り 1:07 ㉗小鹿(馬) 2:37  ㉘灰色の鼠 0:56 ㉙雄猫たち 2:32
 
  アンサンブル・ウィーン=ベルリン
  カール=ハインツ・シュッツ(fl)、ジョナサン・ケリー(ob)、アンドレアス・オッテンザマー(cl)、
  リヒャルト・ガラー(fg)、シュテファン・ドール(hr)
  録音;2015年4月13日 ウィーン・コンツェルトハウス/ライヴ
  CD/2017年/クラシック/室内楽/フォンテック/邦盤/中古
  <★★★★△>

弦楽アンサンブルは若いうちからちょくちょく聴いてましたが、こういう木管
ンサンブル、ブラスアンサンブル、サキソフォン・クァルテット、ダブルリード
・アンサンブルなどといった編成のものが、中年を過ぎたころから徐々に(よう
やく、というべきか)好きになり始め、聴く音楽の幅がちょっとは増えましたね。
さて、木管アンサンブルであることの次は、なんてったって、作曲家のバラエテ
ィが楽しそう・・・  演奏の良し悪しなんて、心配する必要などないグループ
(ウィーンPO、ベルリンPO、ウィーンSO.の首席たち!)だしね。じっさい、も
のすごくうまい感じ。
タイトルからしてライヴ録音なんでしょうが、サウンドは見事。ホルンが、ちゃ
んといったん後ろへ出てから聞こえるという時があるのもライヴらしくていい。
そうそう、このホルン、少しビブラートしてました。
 
楽しめばいいというだけのアルバムなんで、個々のコメントはいらないとは思
います。星の数を見ていただければわかってもらえるでしょう。でもま、何か
書いてみますか・・・
 
(1)フモレスケ・・・(ドイツ語;ユーモアにこだわらず器楽曲の小品、ぐらい
の意)ツェムリンスキーにこんな可愛い曲があったんですね。
後期ロマン派なんていう区分は不要。でも、どちらかというともう少し古臭い、
ロマン派真っ只中ふうかもしれない。粋で軽妙。素敵な曲です。
 
(2)夏の音楽・・・
聴いたことがないはずなのに、どういうものか、この曲知ってるなぁ。なぜだ
ろう。誰かのをいただいてる? だいたいこれ、アメリカの音楽に聞こえない。
後期も含めてまるで近代~ロマン派の(フランス系の)曲みたい。グッド!
(というか・・・これホントにバーバーだっけ?) 名曲だと思う。
 
(3)「真夏の夜の夢から・・・
もう長ーいこと聞いてませんから、スケルツォ以外は「ああそうだったなぁ」
ぐらいでしたが、馥郁とした感じがよろしい。管だけにすると、感じが変わり

ますね。(最近アップしたフィンジのアルバムで、似たようなことを確か書き

ました)

 
(4)6つのバガテル・・・
このリゲティは知っている曲なのですが、キレがものすごくいい。始めの素っ
頓狂な曲想以外は濃い民族感情的なものを感じさせるものが多かった。
 
(5)木管五重奏曲 第1番・・・
このフランセの曲はよく聴いたものです。フランス風味とは意識はしませんが、
魅力はやはり「粋」さということになるんだろうと思います。知っている演奏
よりかなりしゃっきりとしている。大曲といってもいいかも。このジャンルの
有名曲でしょう、きっと。
 
(6)オーパス・ナンバー・ズー
ベリオはそうたびたび聴く作曲家じゃありません。こんな可愛い曲もあるので
すね。動物系。その「詩」がついている。何も書いてないところを見ると、演
奏者が替わりばんこに朗読を受け持っているようです。原詩は英語だが、ドイ
ツ語とイタリア語の版があって、ここではドイツ語。
なんと日本語版なるものも存在し、詩は谷川俊太郎が書いたものだそうな。
音楽は、ワタシにはそれほど魅力的というわけでもなかったけれど、やっぱり
どこか可愛いくて、朗読も抵抗なし。ま、なにを言っていることにもなりませ
んがね。(対訳なし)
最後に、何かギャグっぽいことを言ったかしたかで、客の笑い声が聞こえまし
た。
そしてこの最後の曲にだけ、拍手がくっ付けてありました。
 
何度も聴いておれる、素敵なアルバム。
このジャンル、好きですね。