休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

6500万年前の地球らしいって、知らずに?

20250312(了)

映画『65 シックスティ・ファイブ』

 スコット・ベック&ブライアン・ウッズ監督・脚本/アダム・ドライバー

   2023年製作/93分/アメリカ/原題または英題:65

 <★★★>

SFサバイバル、シチュエーションもの、でした。
宇宙を進んでいるかなり大きな宇宙船が、小惑星帯に入り込んでダメージを受
け、ある星に激しく不時着してしまう。
この船が、何の目的でどこへ向かっていたのかがわからないのだが、この星は、
なんと恐竜が跋扈する6500万年前の地球らしい。ところが、登場人物はど
うやらそれがわかっていなかったみたい。こんなシチュエーション。
 
そういやここまで科学の進んだ船が、なんで小惑星帯を回避できなかったのか
も不明。ついでに、冷凍睡眠みたいな状態で何人も乗っているんだから、どこ
かの星へ人を連れて行く(あるいは戻る?)のが大事なミッションだろうが、
長期睡眠中でない(さほど遠いところへ向かっているわけでもない?)操縦士
のことはともかくとしても、助かる女の子が両親と乗っていたってのも妙で、
かなり切羽詰まった目的があるはずで、それが不明じゃさらに妙。
 
宇宙船は落ちてから二つに分かれてしまうが、脱出船に当たるのものがあるの
は10キロだかも離れた山の上のほう。生き残った操縦士は脱出ポッドに向か
うという目的を持って動き始める。ついでに、睡眠者の中にまだ生きている女
の子を見つけて助け出し、二人でその山に向かう。恐竜のみならず、危険な隕
石群が迫っており(・・・と分かり?‼)、もう大して時間がない。
 
地球上の生命は隕石衝突で5度も6度も絶滅に近い状態になったと習っている
が、「解説」によればその衝突の一つが起きようとしているんだって。
なに、登場人物二人だけでなく、映画を観ているこっちだって、そんなの、ピ
ンと来ませんて!(来るのが普通?フーン・・・)
ここからが見どころで、ろくに言葉が通じない二人が、様々な恐竜から逃れた
り戦ったり、その他さまざまな危ない目に遭ったりするのが、サスペンスたっ
ぷりに描かれる。キャラクターも映像も頑張っていたと思います。
 
監督さん二人も、恐竜が出てくる冒険やサスペンスを描きたかったから作った
映画だ、なんてなことを特典映像でしゃべってましたから、このハラドキこそ
が楽しんでほしいところなんですね。
ははあそれでかぁ、と言いたくなったのは、出だしの宇宙船の内部外部の表現
とか、小惑星帯に翻弄されるシーンなどは、それほどリアルに見えなかったか
ら。まあ、それ言っちゃあいけないかもしれないが、SFは、メカが出てくるな
らそこんところはそれらしく描いてほしいもの。少々安っぽかったから、制作
費の枷もあったのでしょうね。せんだっての『フォール・ガイ』なんかのほう
が案外お金がかかってたんじゃないかなぁ。わかりませんけど。

シチュエーションものだからこそのあいまい部分が多いのだけれど、それにし
ても気になる大きな疑問があったのです・・・ 載せませんが、ワタシが覗い
ているどなたかの感想文が解題してくださると嬉しい・・・
すでにマイナスなことを、だいぶん書いちゃったんで、終わりにします。