| 20250209(了) |
アンリ・デュティユー:管弦楽曲集
Henri Dutilleux(1916-2013)
Orchestral Works Vol.1-3
| ディスク: 1 71:56 |
| (1)交響曲 第2番 「ル・ドゥーブル」 ①-③ 1959 |
| (2)メタボール ④-⑧ 1964 |
| (3)時の影 ⑨-⑭ 1997 |
| ディスク: 2 79:40 |
| (1)交響曲 第1番 ①-④ 1950 |
| (2)遙かなる遠い世界…チェロとオーケストラのための ⑤-⑨ 1970 |
| (3)音色,空間,運動 あるいは 「星月夜」 ⑩-⑫ 1978 |
| ディスク: 3 51:28 |
| (1)夢の木:ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲 1983-85 |
| 1、Librement① |
| インタールード Ⅰ② |
| 2、Vif ③ |
| インタールード Ⅱ④ |
| 3、Lent ⑤ |
| インタールード Ⅲ⑥ |
| 4、Large e animé ⑦ |
| (2)檻 ⑧ |
| (3)ジャン・カスーの2つのソネット 1954 |
| <引き裂かれた幹のほかには何もなかった>⑨ |
| <あなたを抱きかかえることを夢見ていた>⑩ |
| (4)瞬間の神秘~24の弦楽器,ツィンバロン,パーカッション-大編成版 ⑪-⑳ 1989 |
| フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団 |
| 指揮 ハンス・グラーフ |
| CD3枚/管弦楽曲/現代/Ⓟ&Ⓒ 2001・・2005 ARTE NOVA/BMG/輸入 |
| <★★★★>~<★★★★☆> |



| 好きな作曲家です。 |
|
たまには、と、CD引っ張り出して聴きました。2回づつ強ぐらいかな、長々聴 いていたわけではありません。 |
| 「CDジャーナル・レビュー」より; |
| 2006年には90歳となるフランスの作曲家、アンリ・デュティユー。その長い活 |
| 動歴の割りには作品数が少なく、またその多くが管弦楽曲。この3枚のCDは、 |
| そんな彼が51年から89年までに書いた管弦楽曲の大部分を集めたもの。かのメ |
| シアンとブーレーズに挟まれた世代の作曲家としては、あまり先鋭な感じはせ |
| ず、むしろドビュッシーあたりを出発点とし、ルーセルやオネゲルや武満とい |
| った人たちの、響きヘの嗜好とリズムのダイナミズムに近親性、またはそれら |
| の“いいとこ取り”的傾向があるようだ。 |
| しかしそのキメ細かくサラリとした感触の響きは美しいし、ときには詩的です |
| らある。また響きの壮大さよりも遠近法によって、神秘的な空間を描くことに |
| も長けている。 |
| さて保守的なドイツ音楽一辺倒かと思っていたが、ハンス・グラーフがこうい |
| う作品を振る、しかもこれほど的確に響きや音色やリズムを表現するとは、失 |
| 礼ながら少々意外な感じがした。かなりの熱演である。 |
| “いいとこ取り”か、なるほど。そうでもないと思うんだがな。 |
| せんだってのダンディに続き、車に持ち込んで久々に聴いたシリーズ3枚。セ |
| ットでなくばらばらに手に入れたもの。ほかにもありますが、管弦楽系として |
| はこれがまとまっているので。 |
| 上記レヴューがまあまあ適格に思えたもんですから、くっ付けました。最後の |
| ところなんざ、エラそうな表現なんで、プロの評論家ではないかもしれません。 |
| 精神性なんてものにさほど重きを置いていないかもしれないですが、とにもか |
| くにも、ワタシには、猛烈に美しい。そしてカッコイイ。現代音楽ながら、音 |
| からは難解さの感覚は全然覚えない。そのことを「音楽的」なんていうと、し |
| か目っ面されそうですが、できればそう言いたいところです。 |
| その最たるものがディスク1の「交響曲第2番」と「メタボール」ということ |
| になるでしょうかね。出ているアルバムも、この2曲を抑えているものが多い。 |
| ワタシも、分かりやすさや親しみやすさでは確かにこの2曲が最右翼だと思い |
| ます。でもそうした基準以外では、順位はつけづらいですね。寡作家だけに、 |
| どの作品もしっかり作られて魅力たっぷり。 |
| 管弦楽作品はこの3枚以外にはそういくつもないようです。 |
| よかったんで、次は室内楽系2枚組のアルバムを探して車に入れておくことに |
|
しましょう、ああシマノフスキ―とかち合っちゃうか。感想文は書かないと思 います。 |

| 3/15(土) |
| 朝刊の片隅に、グバイドゥーリナさんの死亡記事があった。一時期いくつか聴 |
| いたりしましたが、今はもうみーんな忘れちゃいました。ロシア系のとんがっ |
| た現代音楽の作曲家。93歳。思いのほかお年を召しておられたんですね。 |
| 現代音楽といっている音楽、現代に書かれたものはみんな現代音楽だよ、なん |
| て大雑把なものでなく、クラシック系でいいから、少しは何らかの潮流的なも |
| のでもって、全体をなんとなく俯瞰、鳥瞰できるというような本があると、ド |
| 素人のワタシでも読みたいですね。 |
| 「現代音楽」なんて言葉を書けば、多分たくさん見つかるんでしょう・・・ |
| 生きておられる作曲家ならその名は出しにくいとは思うが、できれば、わかり |
| やすくよく書けていて、大部でなく、安いもの・・・ |
まいどですが、だらだら長くなってしまいました。