休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『ティアーズ・オブ・ブラッド』

復讐譚が続きました。町はブリュッセル
20250206(了)

映画『ティアーズ・オブ・ブラッド』

 ジョルダーノ・ジェデルリーニ監督/アントニオ・デ・ラ・トレ/マリーヌ・バクト
 2022年製作/100分/ベルギー・仏・西合作/原題:Entre la vida y la muerte
 DVDレンタル
 <★★★△>

始め、海辺で男が自殺しようとするのですが、したかどうかはわからない。それ
がわかるのは随分と先のこと。時々思い出の再生がされるが、それだけでない、
ちょっと混乱させる時間の行き来がありましたね。で、
この男、髭がもっと伸びて年も取ったみたいなのが、地下鉄の運転手をしている。
日本みたいな制服は着てないのね。さて、ミステリー風なので書きにくいことは
なはだしいのですが、少しは書かないとね。
 
彼の運転する地下鉄がある駅のホームに滑り込んでくると、若者がよろけて、ホ
ームから落ちてしまう。男は大急ぎで運転席から出てホームの下へ降りる。
しかし、若者は電車にはねられたわけじゃなく、もともと怪我(銃創)をしてい
て、よろけて落ちた。そして病院で死んでしまう。
この若者の死を男に伝えるのは警察で、警察はこの若者も捜査していた。警察は
この後はこの男を集中的に調べ始める。というのも、この男は若者の父親だとわ
かったから。
調べられても何も出てこないこの男の素性や過去は、いっかなわからない。
インターポールが協力を拒むということも出てくる。つまり「訳あり」なのです。
でもこの男はなぜか尻尾をつかませず、映画を観ているほうはわかるんだけど、
すごい格闘だってやれちゃう。(少しは想像がつきますよね)  
スペイン人。持病があるようで、頭痛、そして目から血が出る、つまりタイトル!
 
悪い連中とろくでもないことにかかわっていた若者(息子)は、2年も離れ離れ
になっていたものの、親(この男)に会うために、この男の運転する電車を待っ
ていたことがわかってくるし、駅から落っこちた時に、二人には何らかのコミュ
ニケーションがあったらしい、なんてこともうっすらわかってくる。
警察を巧みにはぐらかし続けるこの男が、その後息子の復讐をしようとしている
らしいことはわかる。しかし、はぐらかしの中には、どうもよくわからない行動
も混じるのね・・・
もう書きすぎもいいとこ。ここらへんにします。
 
全体の調子が暗くてね・・・復讐なんだから、まぁ明るくても変だけど、男の過
去というか、その辺が特色なんでしょうか。
一応エンタテインメントなんだし、こんなに暗い調子に描いちゃうこともなかっ
たかも、なんてね。これ、ポスターのノワールという表現もちょっと違う。暗い
画面のところが確かに多かったせいかも。何とも言えません。だからこそと言う
べきか、エンディングも案外(バランスに)苦労したんじゃないかしらん。
でもね、ワタシは、これ意外に共感して楽しめました。