休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

まぁ映画な、岡山じゃ県!

20250112(了)

シネマ(珍)風土記

まぁ映画な、岡山じゃ県!

 

  著・世良 利和
  絵・いしいひさいち
  2013年3月/映画エッセイ∔漫画/ソフトカバー単行本/蜻文庫/中古
  <★★★★☆>

好きないしいの漫画だと思っていましたら、岡山県と映画の繋がりという、もの
によってはかなりのトリヴィアル。
 
著者は、一応著述業で、長年いしいひさいちのファンだったが、面識はなかった。
イデアを持って接触を図り、ようやく企画を実現したというような本だって。
蜻文庫は「あきづ―」と読む。トンボやカゲロウで使う字やね。岡山の出版社。
 
24の映画に関する岡山繋がりを含めた文章と、そのあとにいしいの4コマ漫画が
付け加えられるという作り。
いしいの漫画は大好きなのですが、漫画が少ないので、娘に送るのはひとまず止
めました。ところが・・・
最初の一篇を読んで、わたしがこんなことを書くのはあまりないことなんだが、
なんと、大爆笑。

作っているのは凄いかたたちらしいんですけどねぇ、なんともへんてこりんな映

画に見えてくるではありませんか。

 
この最初の映画のデータは
  フランケンシュタイン対地底怪獣(パラゴン)(東宝ほか 1965)
    監督  本多猪四郎     /  特撮  円谷英二
    脚本  馬淵薫(木村武)  /  撮影  小泉一
    音楽  伊福部昭
    出演  高島忠夫、ニック・アダムス、水野久美
 
  そこらにフランケンがおったら、どっからでも見えるじゃろうが、
  どけぇ隠れる場所があるんなら!
 
なーんて岡山弁が斜体の太字で出てくる。
せっかくの岡山ロケなのに、主役はいない(≒来ない)。トホホなことに、とい
ういじけた(≒可哀想な)表現が、この後もなにかと続く。

次もやはりトホホもので、主役は岡山には降り立たないみたい。
これが岡山なのだ!というトホホが堂に入っている、と言っては失礼だが。
紹介はこれだけにします。
読めば読むほど、これらトリヴィアには同情したくなりますな。よくまあこんな
変な本・・・

出版については、地方のこととて費用が足りなくて、援助を受けたとあります。

(第2集、第3集が出てますゾ)

 
とても面白かったですよ。上記一篇分でどれだけ伝わるものかどうか、大いに怪
しいですが。
今じゃ地方出版社のものも探して読むことができるんで、いいですね。
ほんとうは「はしがき」を載せれば、この本のことがよくわかるんだけど、おし

まいにいしいさんの後記(上の目次のおしまいのやつ)があるもんだから、そっ

ちを載せておきます。

 

娘が今岡山暮らし。もうだいぶたつんですがね、彼女岡山弁、しゃべらへんなぁ。

写真のプール部分に去年未処理の漫画が二つ残っていたので、アップして、しま

い込むことにします。