| 20241023(了) |
映画『落下の解剖学』
| ジュスティーヌ・トリエ監督//サンドラ・ビュラー/スワン・アルロー/ |
| アントワーヌ・レナルツ |
| 2023年製作/152分/仏/原題:Anatomie d'une chute/DVDレンタル |
| <★★★☆> |

| タイトルは知っていましたが、中身の知識なし。レンタルの棚から選びました。 |
|
夫はフランス人で教師をしながら売れない小説家をしている。妻はドイツ人で、 |
| こっちはどうやら売れた小説家らしい。 |
| 二人は結婚してから(する前からもそうだったかもしれないが)、イギリスに |
| 住んでいた。生活中の言語は、それぞれの出身国の言語でなく英語を使うと決 |
|
めていた。子ども(男の子)は11歳、英語とフランス語は理解していた(と 思う)。 |
| この夫婦が事情でフランスのアルプスの端っこあたりに移住しているのね。山 |
| 荘なんで、移住じゃないのかもしれないが、フランスに来ている理由は夫と子 |
| どもの被った事故と関係がありそう。夫のせいによる命を失うような事故だっ |
| たようなのだが、結果はこの子の視力が極端に悪くなったが死なずに済んだ。 |
| 親二人には言い争いのネタの一つ(≒夫の弱み)。 |
|
ほかには大型犬に近い犬が一頭。ボーダーコリーのようでした。目がシベリア ンハスキーに似て白目が多くブルーがかっている。 |
| いきなり、夫が三階から転落して死亡している。 |
| 直前では、妻が学生らしいい女性からインタヴューを受け始めていたが、夫の |
| かける音楽があまりにうるさく、日を改めることにしてちょっとあと。 |
| 息子が犬との散歩から帰ってきて、第一発見者になる・・・ |
| 事故か自殺か他殺かのうち、結局妻が犯人の他殺の線で容疑者として送検され |
| て裁判になる。 |
| ここからは中心が裁判。これがなかなか長い。(作品トータルでは152分!) |
| 裁判ですからね、色々と出てきます。夫婦間の微妙な関係とか嘘の類や秘密な |
| どがぞろぞろ。まあ概ねわかりやすいことばかりではあります。当然、裁判に |
| なってからどどっと知らされる。 |
| 弁護士の一人は妻と知り合いで、むかしなんかあった風。検事役は一人で舌鋒 |
| 鋭く、えらく嫌味たらたらの頑張り屋。 |
| はじめは、第一発見者である息子や犬まで怪しく見えるぐらいだが・・・、と |
| にかくこの裁判のスタイルがワタシには珍しかったですねぇ。 |
| 証人席に証人がいて、検事役なりが尋問していても、検事は証人以外に(例え |
| ば被告に)ひょいと矛先を向けて質問したりするし、そこへ弁護士が(判事の |
|
許可も得ずに)検事や証人に対して言葉を(質問を)向けちゃう。いずれも止 められない! |
| 判事と書きましたが、判事でなく参事官とかなんとか訳されていましたっけ。 |
| 忘れました。これはワタシが見知っているつもりの裁判とは結構違ったものの |
| ようでした。裁判官以外に検事や弁護士たちも、法衣ふうなものを着ていまし |
|
た。それはただ古くさいだけでしたけどね。さすがに被り物はしていませんで した。 |
| 「解剖学」なんて言葉を使っているんで、目を引いたのですが、原題もそんな |
| 言葉が入ったものだったんですねぇ。 |
| 裁判ですからそんなにすっと終わるわけもなく、かなり時間がかかったのだろ |
| うと勝手に解釈しました。実際長尺でしたし。 |
| 一応ダレずに見終えることがでたので、きっと評価は低くなかったのでしょう |
| ね。(へぇ、カンヌのパルムドールなのですか!それはそれは・・・) |
| このところ、感想文を書く気がしない作品を続けざまに観てしまって、映 |
| 画のネタが乏しいところでした。上記でほっと一息・・・ |
| 感想文を諦めた作品・・・ |
| 『アンダー・ザ・シルバーレイク』(2018年 米) |
| 『シャーク・ド・フランス』(2022年 仏) |
| 『ポーカー・フェイス 裏切りのカード』(2022年 豪) |