休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ポストホルン/アーノンクール

20240721(了)

モーツァルト

セレナード 第9番 ニ長調 K.320

   (ポストホルン)(1779)

 ①第1楽章 アレグロ・マエストーソ―アレグロ・コン・スピリト 8:53
 ②第2楽章 メヌエット(アレグレット)―トリオ 4:09
 ③第3楽章 コンチェルタンテ(アンダンテ・グラツィオーソ)―カデンツァ 9:09
 ④第4楽章 ロンドー(アレグロ・マ・ノン・トロッポ) 6:28
 ⑤第5楽章 アンダンティーノ 10:28
 ⑥第6楽章 メヌエット―トリオⅠ―トリオⅡ―コーダ 4:44
 ⑦第7楽章 フィナーレ(プレスト) 4:13
行進曲 ニ長調 K.335(320a) 第2番 4:10
        マエストーソ・アッサイ
行進曲 ニ長調 K.335(320a) 第1番 4:04

 

  ニコラウス・アーノンクール指揮 ドレスデン・シュターツカペレ
  ペーター・ダム(ポストホルン)
  録音:1984年2月、ドレスデン、ルカ教会
  2002年/管弦楽/ワーナーミュージックジャパン/TELDEC/邦盤/中古
  <★★★★>

Wolfgang Amsdeus Mozart 1756-1791
LPの時代に、ウィーン関係の楽団によるもの(モノーラル)を手に入れて時々聴い
たぐらいでしょうか。楽団やレーベルを思い出せません。ウィーン風だったか
どうかはともかく、おっとりした演奏だった。ポストホルンは古めかしい音が

していたんじゃなかったか。完全に高級ムード音楽的に聴いたような気がしま

す。

 
管はともかく、ティンパニがちょっとだけうるさかったような・・・
その点、セレナードでは「グランパルティータ」のほうが抵抗がなく、聴いた
(LPをかけた)回数が遥かに多かったですね。管のアンサンブルが好きになっ
たのは、たぶんこの影響でしょう。「グランパルティータ」のほうはステレオ

録音のLPで、これはドイツの指揮者とオケ、レーベルなど、なんとか覚えてま

す。

 
そんなことで、あまり一生懸命聴いてこなかったもんだから、「ポストホルン」
に関する固定概念はほとんどなく、今回、ちょっと真面目に聴いていたところ、
「こりゃあいい!」 即、気に入りましたね。
邦盤なので日本人のかたのベタ褒めの解説が載っていまして、なぜ古楽器じゃ
ないのか、などの理由付けから始まっていろいろ教えてくださっていますが、
こっちはモーツアルトが、飽きさせずに面白く、楽しく聴ければそれでよし。
ピリオド奏法にもことさら関心はない。テヌート気味に聞こえてばかりってわ

けでもないですし、抵抗感はありません。

どういう祝宴のために書かれたんでしたっけ。

 
全体にシャキッとして「姿勢」がよく、モーツアルトにしてはそこそこカラフ
ル。デジタル録音が始まってすぐあたりのものだから、その辺がひょっとする
と絡んでいる可能性はありますね。
〈フルート2、ファゴット2,ホルン2、トランペット2、ティンパニ、弦5部〉
管が2本づつなのがいいんだろうが、弦5部の人数が少なめなんでしょうね、
力みかえったり厚ぼったく聞こえたりしないのもよかった。とはいっても編成
はけっして小さくない。力感が足りないわけじゃなく、細身の筋肉があちこち
で十分働いているという感じ。ワタシの好みとしては、ままあるようなギャン
ギャン鋭く聞こえがちなものでなく、古楽器でないのもよかった。
 
ワタシには、メヌエットの②と⑥と行進曲二つのグループと、それ以外の楽章
のグループに分かれていて、時により、どちらかがどちらかより好ましく聞こ

えてみたりすることがありました。演奏論なんてものではありません。その時

の調子。

 
「グランパルティータ」もきっと録音されていますよね。ちょっと聴いてみた
い気もします。