休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

<スペインの風景――庭から望む森>

20240713(了)

いずみシンフォニエッタ大阪

         第52回定期演奏会

(1)アルベニス:スペイン組曲より「アストリアス

(2)グラナドス:12のスペイン舞曲集より

    Ⅲ.ファンダンゴ Ⅴ.アンダルーサ Ⅸ.マズルカロマンティカ

(3)ファリャ:スペインの庭の夜

 ―INTERMISSION―

(4)ロドリーゴ:ある庭園のための音楽

(5)カサブランカス:・・灰色の森が彼の下で揺れ動く

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  飯森範親(指揮)/いずみシンフォニエッタ大阪
  (3)萩原麻未(p)/(5)福川伸陽(hr)
  20240713,住友生命いずみホール、ライヴ

今回と次回(来年2月)分までは故西村朗音楽監督のプログラムだそうです。
代役/解説は川島素晴さん。作曲家でプログラム・アドヴァイザーで、毎回何
らかの作曲やこのオケ用の編曲にも携わり、今回は(3)「スペインの庭の夜」
の編曲を担当している。監督に就任するとは書かれていない。
指揮者とこの川島氏の始めのトークでは今回は聴きやすい音楽ばかりだとい
うことでした。
そう、珍しく、とは言われなかったが、間違いなく、そういう意味だと聴衆全
員もわかったと思います。

(1)アルベニス

前奏曲が正しい名称の第5曲。スペインムードたっぷりのふんわりした曲。

ピアノでは聞き覚えがありますが、室内管弦楽編曲だとそのふんわり感じが
出ていいですね。ピアノっぽいところをハープが担っているのもよかった。
古風なロマン派の音楽とはいえ、もう二三曲聴きたかった。
 

(2)グラナドス

弦楽合奏版はたぶん初めて。誰でも知っている第5曲は、若干アンサンブル

が気になったけれど、ドンマイ。これもスペインムードたっぷり。
 
(3)ファリャ;もちろん今日の大期待のファリャの有名曲。生は初めてです。
第1楽章「ヘネラリーフェにて」と第2楽章「遥かなる踊り」は、夜の雰囲
気横溢で好きなんですが、第3楽章の「コルドバの山の庭園にて」は別に構
やしないが、夜とは思えない。たとえ夜であっても、言わばダーク系で激し
い。弦など、第1Vln5人、第2Vln4人、Vla3人、Vcl2人、B1人 だけなんで
すけどね、全然大丈夫なんだ。このホールがよく響くからなんだろう。
ピアニスト、音がでかく、バリバリ弾く方で、今やモテモテの実力派のよう。

 

休憩後、、、

 
(4)このロドリーゴは、ムードはあるものの、7曲すべてさらっと流れてゆ
くだけ。解説では凝った響きだとか、独特の透明感云々と書かれている。それ
もそのはずで、コンサート用にまとめられたとはいえ、この曲名のドキュメン
タリー映画用の音楽。まあ、言ってみれば、オリジナル・サウンドトラック・
レコーディング、なんてものに近いわけです。だから当然主張が出過ぎないよ

うにしていて、印象も強くない。ムード音楽としては、かなり上等。日本初演

だそうです。

 
(5)カサブランカはピアノのアルバムを1枚聴いたことがあるだけ。陰影

の濃い音楽だったというぐらいで、聴き直さないと、ほとんど忘れちゃってま

す。だからこそ、ちょい期待。

ホルンと室内管弦楽のための協奏曲で、ホルンがなかなか難しそう。
レンツという18世紀のドイツ系の作家が統合失調症を病み、様々な妄想の中
で生きたことを、やはりドイツ語系のビュヒナー(1813-37)が小説にした。
それに材を得て音楽化したというもので、結構混乱したもの。現代音楽として
尖っているという言い方もできるものの、ワタシには入り込みにくかった。残
念。聴き直せるものなら聴いてもいいけれど、それは難しいでしょう。

 

  アルベニス    1860-1909
  グラナドス    1867-1916
  ファリャ     1876-1946
  ロドリーゴ      1901-1999
  カサブランカス    1956-

 

ということで、今日はファリャの日でした。
来年2月もちゃんと行けるかな。

電車の中、新聞を読んでいたのは、ワタシだけでした。
本を読んでいた人はぱらっとだけいました。あとはスマホ(の奴隷)。

ワタシへの視線はって、ちゃんと見ていたわけではありませんが、気になりま

せんでした。というか・・・異物を見ないよう、避けられていたのかもしれま

せんね。ハハハ。

おかげで、溜まっていた切り抜き記事、だいぶん読めました。おかげで、って
ことはないか。
 
そうそう、もう一点、1年前にも書いたことです。大阪城公園の脇を流れる汚
ならしい川に沿って、サクラがずーっと植えられています。ホールに近い十何
本かを見て歩いてみたところ、クビアカのフラスは一切なし。意外というより
ホンマカイナ、ナンデヤネン・・・。

 

 ついでの補:7/30
 クビアカツヤカミキリのこと。
 クソ暑いから丁寧に探しているわけじゃないが、もう7月26日からは見か
 けていないのです。この夏の暑さ故、羽化が早まったんじゃないか。だから
 当然おしまいの時期も早まったってことじゃないか。ま、勝手な想像です。
 出てくるのが一週間ほど早まり、死に絶えるのも同様になった・・・
 今夏は430匹あまりで終わりです。