休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ウォーキング・イン・パリス/中西俊博

20230308(了)

ウォーキング・イン・パリス/中西俊博

 ① At The Corner
 ② Le Promenade
 ③ Walkin’ Tour
 ④ ノスタルジア
 ⑤ プルミエール
 ⑥ On The Shore
 ⑦ Fun,Fun,Fun
 ⑧ In The Park
 ⑨ 魔法使いの夢
 ⑩ Mon Chien ―我が友よ―
 ⑪ at the corner
 
  CD/ムード音楽/Ⓟ ’91 Made in Japan/FOR LIFE RECORDS/邦盤
  /中古/42:41
  <★★★★>

 

中西のヴァイオリンは久々に聴きました。いわゆるムード音楽。
今までに5-6枚聴きましたかねぇ。レコードの時期から知っています。
CDの時代になって手に入れ直して聴いたものもあります。
ヴァイオリニストになってしまった長男のCD棚にも確か1枚あったように覚え
ています。このヴァイオリニストについて彼と話題にした記憶はなし。彼の活
動の方向はクラシック系プラス葉加瀬太郎寄り、って感じかな。
 
ほぼすべて中西のオリジナル。
アレンジはあの菅野洋子さんもやっていて、中西と半々ぐらい。ストリングス
が入ったもののストリングスのアレンジはすべて中西が施している。
録音は大半パリでやったもののよう。
Special Thanksの中に、ポール・モーリアの名とかパリ国立オペラ管弦楽団
なんてのがある。こうしたオケのメンバーが弾いているのかもしれない。
 
ふつうシャンソンを聴く時のバンドぐらいのもの、ギターとのデュオに近いも
の、ストリングスをゆったりオブリガートさせるもの、ピアノ伴奏、弦楽カル

テットっぽいものなど色々で、管はほぼない。というか、ないわけじゃないが、

管はたいていシンセで代用している。

極度に洗練されたジプシー・ヴァイオリンとでもいえばいいんですかねぇ。

耳元でポショポショ喋りかけてくれるようなヴァイオリンは、実に甘く上品。

この上品さ、外でなかなか聴けるもんじゃない。

スタンダードナンバーがぞろぞろ並んでいるアルバムでないのが、ワタシはな
んとも落ち着きます。
上に書いたギターとのデュオに近いのが⑤で軽く打楽器も入っていますが、こ
れなんてサンバ!そのサンバを次の⑥ではスローテンポでストリングスたっぷ
りに奏でる。この続き具合は絶品!
 
30年前のものですが、いずれもすばらしい曲たちであり、録音。

パリもののポップス(つまりよく知られたシャンソン)がどちらかというと苦

手なので、聴こうと思ったのはたいていと同じ、気まぐれ。
日本での薄っぺらいストリングスを、精一杯豊かに聞こえるように苦心した録

音とちがう。ふんわりだけじゃない、しっかりとして聞こえる。日本コロムビ

ア時代の録音とは一線を画している感じです。
 
レンタル落ちじゃないものの、相当汚れたCDでしたが、音はまったく大丈夫。
始めは吉田拓郎さんらが立ち上げたニューミュージック中心のレーベルだった
と記憶している FOR LIFE RECORDS、まだあるんでしょうか。
それより中西さん、今も活動しておられるんでしょうか。