休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

カルロス菅野 プレゼンツ トロピ・カーニバル

20221010(了)

Carlos Kanno Presents TROPI-CARNIVAL

①ウォーターメロン・マン(H・ハンコック)/モンゴ・サンタマリア 1962 2:27
②バヤ・ニーナ(チコ・オファリル)/マチート 1949 2:51
キューバン・ファンタジー(レイ・ブライアント)/カル・ジェイダー、モンゴ他 6:28
④リンダ・チカーナ(マーク・レヴァイン)/ピート&シード・エスコヴィード 1976 3:14
⑤マンボ・ジャンボ(ペレス・プラード)/マチート 1949 2:16
⑥フラミンゴ(Grouya-Anderson)/カル・ジェイダー 1956 4:10
⑦ママ・アグェラ(ティト・ロドリゲス)/カル・ジェイダー 1973 4:10
⑧アフロ・ブルー(モンゴ)/M・サンタマリア、ディジー、トゥーツ 1980 14:09
⑨チスピータ(エディー・カノ)/カル・ジェイダー、モンゴ他 1960 3:23
⑩マンボ・イン・チャイムズ(A゙・ペラザ)/G・シアリング、モンゴメリー・ブラザーズ 1961 2:28
⑪アズテカ・モザンビーク(P・エスコヴェド他)/ピート&シーラ・エスコヴェド 1976 9:23
 
  コンピレーション; カルロス 菅野
  ②⑤⑥;モノーラル
  1998年/CD/ラテン・ジャズ/ビクターエンタテインメント/邦盤/中古
  <★★★☆>

1998年のCDか。CD自体はそんなに古くはないのですな。
カルロス菅野はオルケスタ・デ・ラ・ルス」~「熱帯ジャズ楽団」でおな
じみで、彼のこの手のコンピレーションは№3をたまたま聴いて気に入って
いたので、古いのも入るかもしれないと思いついて、探してみました。
CDは古くはないけれど、中身はけっこう古くて、3つがモノーラル。
アメリカでのリマスターのよう。レーベル名が小さく載っています。パブロ、
マイルストーン、ファンタジー、リバーサイド の4つ。ジャケットというか、
ライナーの表紙が素朴。素朴なのは構わないんだが、ライナーの中の文字が、
黄緑色に白抜き。悲しいことにほとんど解読不能でね、苦労しました。
 
菅野さんの、それもコンピレーションものにあれこれいってもしょうがない
ので、バンド毎のメモは載せません。
やはり②⑤の古い録音は音が違い過ぎて異質だったのですが、それ以外はい
ろんなタイプのものを集めて、一定のレベルをなんとか保てたんじゃないか、
というところです。
多分、選ぶにあたっては、いろいろ制約(レーベルや権利の)があったんじ
ゃないかと想像します。

ワタシが気に入ったのは③と⑨。意外やレイ・ブライアントの曲である③は
特に絶品。どっちもカル・ジェイダーなんですねぇ。名前しか知らないかた。
ラテンジャズが専門。ドラムもやったがやはりヴァイブ奏者。
コンガ奏者のリーダーが多いラテンジャズのバンドの中では少数派かも。
最後の⑪が、なかなか欲張った内容で、ジャズテイストの濃いラテンジャズ
にアフリカン・パーカッションを挟み込んだもの。菅野さんの意地、のよう
な選択でしょうか。
 
まあまあかな。
ちまちま書いた曲ごとのメモは省略。

いつか、カル・ジェイダーの何かと、コンピレーションの№2も聴いてみま

しょう。

「おっ、いいねぇ、これ」なんてぇのを見つけるのが、コンピレーションも
のの楽しみ。