| 20220919(了) |
ARC 武満徹 1960s―80s
武満 徹(1930-96);
| (1)クロッシング(1970) |
| ① 8:08 |
| (2)弧<アーク>(1963-66/76) 28:15 |
| 第1部 15:00 |
| ②パイル ③ソリチュード ④Your love and the crossing |
| 第2部 13:07 |
| ⑤テクスチュアズ ⑥リフレクション ⑦コーダ |
| (3)オリオンとプレアデス(1984) 24:18 |
| ⑧オリオン 11:16 ⑨と 4:41 ⑩プレアデス 8:15 |
| 指揮:沼尻竜典(1)(2)、小泉和裕(3)/東京都交響楽団 |
| ピアノ:木村かをり(1)、ハープ:篠崎史子(1)、ギター:佐藤紀雄(1) |
| 女声合唱:東京混声合唱団(1)、合唱指揮:本田優之(1) |
| ピアノ:廻 由美子(2)、上村 昇(3) |
| 録音:(1)(2) 2000年10月6日 サントリー・ホール/ライブ |
| (3) 1997年11月28日 東京オペラシティコンサート・ホール/ライブ |
| 2006年/CD/現代音楽(管弦楽)/フォンテック/邦盤/中古 |
| <★★★★△> |

| (帯)耽美的ともいえる豊饒な色彩に満ちた晩年の作品に至る以前の作品 |
| 群、<音>の運動性・時間構造といった戦後音楽のテーマを追及した『ク |
| ロッシング』『アーク』、そしてメリスマ的な響きへの接近を見せる『オ |
| リオンとプレアデス』を収録。 |
| 60年代から80年代中盤にかけての武満の変遷―西洋前衛の呪縛と相剋 |
| を聴かずにはいられません。 |
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(メリスマ的・・・声楽において,歌詞の1音節(シラブル)に対して 複数の音をあて,装飾的に表情豊かに歌う、という感じのもののこと を言っているそうだが、ワタシはよくわからない。) |
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「弧/アーク」は、ちょっと前に観た映画『Arc アーク』というのとはも ちろん関係ありません、と書いてみたが、実はそうでもないのかも。 |
| (3)は多分初めてで、拾い物です。本来は「弧<アーク>」の全曲を聴 |
| いてみたくなって選んだCDです。 |
| (1)クロッシング |
| 詳しくは「スペース・シアターのために作曲された二群のオーケストラ、独 |
| 奏楽器と女声コーラスのための」というのが付いている。 |
| EXPO’70の鉄鋼館で流されたみたいで、だったらリアルタイムで聴いていた |
| かもしれないんだな。 |
| 打楽器群やギターなどがとても繊細で。何度も聴いている曲だけれど、女声 |
| 以外は大好きな曲であり、サウンド。 |
| (2)弧 |
| 世界では、生き物のすべてに固有の周期(サイクル)がある。目に見えるも |
| のと、見えないものと。音もそうだ。音は時間の眺望(パースペクティブ) |
| のなかで、たえまない変質を続けている。ひとつひとつの音に、生物の |
| 細胞のような美しい形態と秩序があり、オーケストラはそれら個別の運 |
| 動を持った無数の音が集合している人間の器官なのだ。私は、音の運動 |
| の自発性を生かしたいと思った。(「第一部」について 武満徹) |
| 武満の言葉、ワタシはピンときません。でもワタシの目的は武満サウンドな |
| ので、特に気にはしません。(1)より何年か遡るだけのことはあって、ピ |
| アノの音などは、ワタシの好みからすると気になるのですが、言わばピアノ |
| とオーケストラの協奏的な作品として改訂も加えられているのだから、これ |
| はこれでしょうがない。④と⑤では武満にしては珍しく大音量になる。 |
| 第2部は初めて。繊細、不穏、深淵などの言葉の意味がごっちゃになり、生 |
| 命現象の不思議の表現になっているような気がしますね、陳腐かもしれませ |
| んが。ピアノに負けないぐらい金管が活躍するところが、サウンドとしては |
| 若いというような感じです。 |
| 最後の最後にコントラバスがブン!と鳴って終わる。こういうエンディング |
| は初めてのような気がします。 |
| (3)オリオンとプレアデス |
| 独奏楽器を設定することの多い星座シリーズの一つ。ここでのソロ楽器はチ |
| ェロ。チェロとオケというの、ほかにあったっけ。チェロ以外は武満サウン |
| ド、、、なんて言い方はヘンか。 |
| でもまあ、そのために、現代音楽というイメージからは少し外れたようなこ |
| とになった。最後など、ロマンティック! とても聴きやすかった。 |
| (指揮者小泉和裕の声が結構聞こえちゃいました。これは余分でした。) |
| みな、いい音で録れていたように思います。 |
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車の中で大音響でこういうものを聴くヒト(こと)は、第三者的には、いろ いろ危ないけどね。 (あまり反省していない。高齢者の車の免許の更新のために、運転技能他、 視力に関する様々なテストをしたばかり。一昨日、警察に行って手続きを 済ませ、あとは新しい免許証をいただくだけ。毎日のように乗っていて何 十年ぶりかで「ゴールド」になります。運転は自分でいうのもなんですが、 ヘタクソです。) |