休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『モンスター・ハンター』

20220823(了)

映画『モンスター・ハンター』

 監督;ポール・W・S・アンダーソン/ミラ・ジョヴォヴィチ/トニー・ジャー・・・

                             ロン・パールマン

 音楽;ポール・ハスリンジャー
 2020年製作/104分/アメリカ/原題:Monster Hunter/DVDレンタル
 <★★☆>

 

この一作だけでは、邦題タイトルが少し違う感じ。
第二作があればOKやね。
原作に当たるんは、ゲームかな。(そうやて)  特に何が言いたいというよ
うなものはない、B級テイストの映画かもしれないけれど、アクションを楽
しく観ました。ハンターという段階には至っていない、やむなくモンスター
と闘わざるをえなくなった女を描いています。
 
導入では暗い画面で特殊な小隊が怪物と闘っているんだが、よくわからない
まま画面転換。
やはり特殊な部隊らしい一団が砂漠を偵察中に、とてつもない規模の砂嵐に
襲われる。この砂嵐、風も稲妻もこっぴどく、気が付けば女リーダー一人だ
けが助かっていて、そこはどでかい怪物が跳梁跋扈する異世界
なんで異世界に行かなあかんのん、とか言うてもしょうない。
始めに映る異界は砂漠で、「トレマーズ」や「DUNE」のサンドウォーム
ように砂の中を自由に泳ぎ回るやつがいるが、芋虫状でない。あくまで4つ
足の怪獣で砂上も動き回れる。彼女はそいつ(ら)に追い回される。アジア
系の男との遭遇や交流や共同戦線を併せて描きつつ、もとの世界に帰るべく
奮闘する彼女らの前に、今度はどでかいのがあらわれる。空を飛び、火まで
吐く。顔はアメリカ版のゴジラに似ている。これが本作のモンスターの本命
のようで、近代兵器(小さめの火器)なんかまるで通じない。もっとも、異

界には異界なりの武器がある程度はあったりするのね。でなきゃ対抗できな

い。

ついには異世界と現世界との行き来に光明が見えるのだが、それは光明と言
えるのか・・・なんてね。
まあ、十二分にハチャメチャなスペクタクルで、小学生なんか喜んでまうね、
きっと。
そして初めに出てきた特殊な部隊が締めにも出てくる。続編がないとわから
んが、どうやらこうしたモンスターを狩ることを専門にしているやつららし
い。彼女と彼らが協力してモンスターをやっつけることになりそう。
そのリーダー役があの面長の怪優ロン・パールマンで、ちょっとしか出て来

ませんから、いくらなんでも次作があるとわかる。そして、彼女がハンター

として目覚めることになる。

 
こうしたゲームが原作の映画って、映画のネタとしてどうなんやろう。
「ゲーマー」という人種は、こういう映画化、観たりするんやろか。デカイ
画面を使って、RPGに入り込んだほうがええんとちゃう? そうでもないの?
ま、余計なお世話です。
 
音楽はありきたりで残念賞。