とストーリーはこの辺で止めておきますが、要するに人が不老不死になって |
しまうって、どういうことよ!これって進化?それとも進化をやめるってこ |
と?なんていうようなフォーシーム(直球)の設問なのですな。そしてこの |
お話、結構、デジャヴ感がありました。 |
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ワタシ、ケン・リュウのもの、何も「読」んだことがないもんですから、じ |
ゃあ観てみようとリストアップしていたのです。レンタル屋で検索してみた |
らたまたま在庫があったもんだから、借りてみました。 |
いまや、ネットでなら観られてDVDじゃダメというもの(このレンタル屋じ |
ゃ取り寄せられない)が多くていけない。まだそうなるの、早い、もうちょ |
っと遅らせてもらうわけにはいかんのかねぇ・・・ |
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遺伝子やゲノム解析といった切り口からなら、売れた本もあって、「そらな |
い、オカシイやろ」ということになるのでしょうが、そういう話じゃない。 |
ならば映画としての出来はどうなんだ、ということになる。でもねぇ、それ |
がよくわからない。 |
科学物のイメージがほとんどなかった割には、わりと上手くストーリーに入 |
って行けた気はします。何を言っていることにもなりませんが、例えばNHK |
好みのドラマ、なんて印象ですかね。 |
モノクロシーンの多用に文句も付けず、一応真面目に観ました。 |
原作の伝えたかったことは、みんな入ってたのかな、てのがつまるところ知 |
りたいという感覚です。(本を読めばいいじゃないか!って、むしがいいけ |
ど、それはない) |
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音楽担当者は、引き出しの多い方のようで、ヨハン・ヨハンソンのような音 |
や、ミニマル・ミュージックなんかも挟み込んでいました。 |