| 20220201(了) |
ZEMLINSKY;
CORAL AND ORCHESTRAL WORKS
/CONLON 2/2
(Disc2) 77:15
| (3)付随音楽『シンベリン』組曲/(1913-15)17:16 |
| ①4:46 ②3:57 ③1:18 ④3:57 ⑤3:16 <★★★★> |
| (4)『春の埋葬』(1896-97,1903)/24:17 |
| ⑥4:17 ⑦2:39 ⑧4:01 ⑨2:22 ⑩3:04 ⑪1:50 ⑫6:03<★★★△> |
| (5)舞踏詩『ガラスの心臓』(1901-04)/35:21 |
| ⑬7:31 ⑭7:26 ⑮3:20 ⑯17:03 <★★★△> |
| ジェイムズ・コンロン指揮/ケルン・ギュルツェニヒ弦楽団 |
| (3)デイヴィッド・キューブラー(テノール) |
| (4)デボラ・ヴォイト(ソプラノ)、ドニー・レイ・アルバート(バリトン) |
| デュッセルドルフ市楽友協会合唱団 |
| 録音;(1)(2)1995、(3)(5)1997、(4)live 1996/i以上ケルン |
| CD/クラシック/管弦楽+合唱/Ⓟ&ⓒ 2002 EMI(現ワーナーM)/中古 |

Alexander von ZEMLINSKY(1871-1942)
(Disc2)
(3)付随音楽『シンベリン』組曲
| シェイクスピアの戯曲「シンベリン』(「喜劇」もしくは「問題劇」)をもとに |
| したもの。ストーリーはブリテンの王と、王の望まない結婚をしようとする娘と |
| その恋人の話をベースにした実にややっこしいもの。(CD1の『人魚姫』もそう |
| いや、かなりメンドクサイ話でしたっけ。オペラもヘンなのあったなぁ、そうい |
| う題材、好きだったのかもね、) |
| 「人魚姫」のようなファンタジーではないものの、とてもかっこのいいスタート |
| の①。マーラーの方向ではないが、含みを感じるしんねりした雰囲気の②。短い |
| ヴァイオリンに誘い出されるようにテノールが歌いだす③、、、歌は個々だけ。 |
| たった1分ちょいだけど、うんとマーラーっぽい。仄暗い(とても好きな)雰囲 |
| 気の楽曲④で、次への重要なつなぎという感じのゆっくりした行進曲。最後⑤は、 |
| ファンファーレが鳴ってからは、どこか説明的な進み方で、いかにもエピローグ。 |
(4)『春の埋葬』
| 詳しくは 『ソプラノ、バリトン、混声合唱と管弦楽のためのパウル・ハイゼの詩 |
| によるカンタータ《春の埋葬 (Frühlingsbegräbnis)》(1896年/97年、1903年改訂)。 |
| ワタシは歌や合唱よりは、活躍する木管、オーボエ、クラリネット、ホルンなど |
| のニュアンスが素敵だったというぐらいでした。まあ、ロマン派の音楽です。詩 |
| の中身は知りませんが、騒がしくない美しく奥ゆかしい音楽です。抵抗感など殆 |
| んどないのですが、多分これから是非とも聴きたいと思くことはないでしょうね。 |
(5)舞踏詩『ガラスの心臓』
| ホーフマンスタールの台本による舞踏詩(Das gläserne Herz)。 |
| 脆く傷つきやすい心、ちょっとしたことで機嫌や心証が損なわれてしまうような |
| 気難しさを持つ人を扱って、 綺麗で繊細だが取り扱いには注意を要する、という |
| ニュアンスを残す話なんでしょう。物語は見つけられなかった。 |
| (4)同様で、このころは(1)のようにうまくゆくものもあったが、(2)や(3) |
| のような独自色を常に発揮できるところまではいかなかったものと思われます。 |
| それでも、最後の⑯などは、とても充実したものでした。 |
| 特色としては、ドイツ系ではあるものの、(4)にしてもこの(5)にしても、ウ |
| ィーン情緒や、北欧・東欧の香りなんかが嗅ぎ取れる気がするところなんか、そ |
| うかもしれません。 |
| 舞踏詩というのだから、一種バレエのようなものだったのでしょうか。 |


| コンロン/ケルン・ギュルツェニヒ管はたいそう充実していて、このオーケスト |
| ラル・サウンドのレベルはたいへんな高みに達していたんじゃないでしょうか。 |
| いくつかのオペラとともに、ワタシには(1)(2)(3)はエヴァーグリーンです |
| ね。いまいちピンとこないのが最も有名な『叙情交響曲』。なんでなんだろう。 |
| また聴き直してみよう。 |
| それにしても、新聞で関西で開かれるオーケストラのコンサートの宣伝はチラチ |
| ラ見るものの、ツェムリンスキーの名はとんと見かけません。残念なことです。 |