休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

梅雨の散歩 柴とクビアカのこと

毎度のネタです・・・

7/4(日)

 
パートとはいえ、仕事は仕事で、基本的に夜専任だから、犬の散歩は
昼過ぎに近い時間帯、午後2時過ぎ頃からすることが多い。
仕事がない場合はもう少しあとの、夕方に近い時間帯でやる。
昼過ぎでは、さほどたくさんの犬に出逢わないけれど、夕方になると、
そんなにいるもんかというほど、わらわらと散歩者がいる。
近ごろなにかで見聞きしたところによれば、飼い犬といっても、外で
(≒庭で)飼われているのはせいぜい2割程度で、それ以外は普段は
家の中にいる。
だからまあ、そういうこと。
散歩中、家の中の犬はカーテンの隙間などからじっと外を伺っている
んだろう、ウォンウォン、キャンキャン、様々な吠え声がこっちに向
けられているのがわかる。
ウチの柴犬娘はこのごろでは慣れてしまって、吠え声のほうをほとん
ど見なくなってしまった。

ウチは、食事と夜寝る時以外は幸いなことに外に出せています。外に

犬小屋はありません。家の中には申し訳程度のがあります。

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出逢う犬のうちの半数強が柴犬。黒と茶は半々かな。
よくは知りませんが、黒は茶より大分値が張るらしい。

でもこんなにいたんじゃ、いつぞやも書いた気がしますが、流行とか、

ブームと言っていい。

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ところで、柴の額から鼻へかけてのストレートに近い線などは、日本狼
と遺伝子的に近いということを表わしていると聞いたことはありますが、

そのルーツはよくわかりません。これはワタシが知らないだけです。詳

しく書かれたものがきっとあるんでしょう。

そういうルーツ的な話に水を差しかねない話を、新聞で読みました。

上掲、6/19の新聞(夕刊)/「はじまりを歩く」2ぺージ見開き。

大雑把に言うと、戦前まで分かっていたらしいルーツがあいまいになっ
て、危険を感じた方が、戦後すぐ(ワタシが生まれたころ)、ある理由

をもとに探し出した柴犬を、そのオリジンということにする決断をした、

なんていうようなことです。当然いろいろとあって、それには島根と高

知にまたがった経緯があるんだそうな。

実はウチのコにも一応血統書みたいな書類がついてきたんですが、子を
産ませるつもりはないから、特に興味は持たなかった。とはいえ、この

書類のもとったって、「祖」は思いのほか新しいということになるよう

でした。

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添付は7月4日の、ののちゃん
ポチのダレ具合を見て、今のウチのコも似ていて、散歩中元気があると
は言えない。ボールも家の中に入らないと追わない。病的というんじゃ
ないんだが、暑さにまいっていてヒーヒーハーハー、まだ終わらないの
かってな様子。走るのも当然イヤ・・・
 
梅雨の湿気のある暑さは人間にもきついが、柴はもともと毛が二段構え
で多い。それにこの夏用にあまり生え変わらなかったような気もする。
しかも、この飼い主(ワタシのことですな)は、今、クビアカツヤカミ
キリの殺戮にしゃかりきで、犬の散歩本来の歩き方をしない。コース内
のサクラの樹をめぐって、でたらめに連れまわす。虫を見つけてはター
ミネイトを繰り返して、しばしば柴犬娘を放置(文字通り)する。

彼女は近くでおとなしく待ってくれている。時間がかかると、始めの写

真のようなスタイルを採る。こうしたこともダレる要因かも・・・

(もうちょっと我慢してな・・・とかなんとか声はちょくちょく掛けて

るんですけどね)

 
クビアカ、今夏の最初は6/19で、まだまだこれからもやっつけるだろう
が、これまでに235匹! 既に去年のトータルの倍以上。
去年より念入りに探しているという傾向もなくはないけれど、もっと確
実なのは、カミキリが(その孵化数が)増えているということだろうな。

つまり、多くの桜の樹の枯れてしまうスピードがどんどん上がっている

ということ。

 

今日はめずらしいものを見ました。

若い夫婦と幼稚園児ぐらいの子供がね、虫捕りついでに、クビアカ退治

をやっていたのです。

子供が見つけ、お父さんが網で捕って、地面で踏みつぶしてました。

こういうのが増えないとだめでしょう。それでも間に合わないかも。

ワタシは赤いワンピースの奥さんと、二言三言喋りました。

「いやぁ、こんなに桜の木が大変なことになってるなんて、最近まで知

らなかったんですぅ・・・」