20201122(了)
映画『屍人荘の殺人』 |
監督:木村ひさし//神木隆之介/浜辺美波/中村倫也/柄本時生 |
原作:今村昌弘 |
2019年製作/120分/日本/DVDレンタル |
<★★△> |
「このミス」の国内の一位を獲得していたことは覚えていて、まあ本は |
読まないだろうから、映画でも観るかと、今日借りて今日観ました。 |
実はどんなものなのか全く知りませんでした。 |
名門の私立大学らしい。部活と称するホームズ(役)とワトソン(役) |
が他の部活内でのミステリーを解くべく、当該部活(フェスティヴァル |
の企画をする?)の遠出に参加する。 |
参加にあたっては、もう一人のホームズ役(女性)の滑稽至極な働きか |
けがある。 |
参加後はその女性のほうが主にホームズ役を担うんだが、、、 |
ふるっているのは、フェスティヴァルの会場から屍人荘に中心が移るお |
話の最後まで、ゾンビもののスラプスティックという調子の中であるこ と。 |
漫画調でアクロバティックと言えば聞こえはいいけれど、テンポも様々 |
な表現も、「精度」が乏しく、締まりが利いていない感じ。そのために |
ミステリーの質も映画としても、ランクダウンしてしまったんじゃない かしらん。 |
スラプスティックなんだから許される、というものでもないと感じたん |
ですけどねぇ、どんなもんでしょう。 |
原作とまるっきり違っていても一向にかまわないと言ったりしているわ |
けですから、そらオカシイやろ!と言われそうですが、それでも・・・ |
原作本への興味は完全になくなってしまいました。 (ゴメンナサイ) |