休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

国籍の話

国籍の記事、二つ読んでみました

国籍はナショナリズムと直結するんで、国籍なんてないほうがいいと言っ

たら、子ども扱いされるんですな。

f:id:kikuy1113:20191227004948j:plainf:id:kikuy1113:20191227005010j:plainf:id:kikuy1113:20191227005027j:plain

日本に苦手なことは山ほどあるけど、国籍のこともその一つ。自分もそう。
国に筋の通った方針はない、当然無策。(でももはや問題は“国のせい”を
ぼちぼち越え始めていると思います。)
身近に感じるニュースとしては、上記のようなワールドカップで活躍した
日本代表選手の国籍だとか、横綱白鵬日本国籍取得のことだとか・・・
打たれ弱いナショナリズムに関する自分の考え方に、チクチクグサグサき
ます。こういう情報を前にして、是も非も決められない、どうすべきなの
かもわからない。
頭の中じゃあ、心苦しいが伝統文化なんでクソくらえ、世界中の民族とい
う民族がまじりあってしまえばいいのに、なんていうような単純な解決法
にすぐ逃げ込んで思考停止してしまう。

 

すぐ後に『米中衝突の足元で』というルポふうな連載が夕刊で始まりまし

た。うっちゃらかしていたら、その③というのに以下の話・・・

f:id:kikuy1113:20191227010557j:plainf:id:kikuy1113:20191227010609j:plainf:id:kikuy1113:20191227010634j:plainf:id:kikuy1113:20191227010701j:plain

 (写真が付いていて、米国へ産みに来た妊婦が家族と一緒に住む施設

  が写っています。省略)

失礼だが面白い内容。

この内容は、一年ぐらい前だったか、コミセンでの同僚の爺さんに教えて
もらって、(正直全く知らなくて)びっくりした。しかも政府当局者にも

いるなんて、ほとんど仰天。

小金を持つようになった中国人が、みな「そう」考えているわけじゃない
のはもちろんだが、「そう」考えているのは一般市民だけでないし、もち
ろん女性だけでもないこともまた確かなことなんだとわかる。

そのインパクトは大きい。

まさかの時には、少なくとも子供には国を放棄して米国人になってくれと

いう意味以外にたぶん何もない・・・

米国の国籍の決め方が「出生地主義」だからで、もし日本が「これ」だっ
たらどうか。

(日本で産む人いるかな?)

今のところありえない。「血統主義」ですからね。でなきゃ外国人の受け
入れでこんなにいろいろな問題が発生するわけもないから。

(想像するだけ無駄だけど・・・)

とりあえず、前の記事のフランス人学者の「加重出生地主義」という折衷
案みたいなのは、無難かもしれません。
安倍首相にも菅官房長官にも、プチ安倍さんたちにもその気はないでしょ
うね。
それに、トランプさんは出生地主義に何か条件を加えて、中国の妊婦を締

め出すつもりなんだろうが、そのためにいったいどんなことを考えている

んだろうな。