10/1(火)
近所のイオンが安いので、買物に充てる忙しい火曜日です。
そしてそのあとの犬の散歩。日の暮れるのが早くなりました。とっぷり暮れ
てしまうと、柴犬娘のウンコをちゃんと回収するには、懐中電灯が必要にな
るんだろうな。
放置ウンコは夜の散歩者なんだ。
さて、なんと今日も、もう薄暗くなった公園の池のはたを通ると、ツクツク
ボウシが聞こえました。ダブっては聞こえません。一匹だけ。
ギンヤンマの見廻り飛翔も見ました。
10月でっせ。
子どものころはどうだったかな。だいたいこんな時期の夕刻に池のはたなん
て歩かなかったろうからな、わからへんね。
8月中だが、こういうふうに薄暗くなると、校庭の上15~25メートルぐ
らいの高さを、たくさんのギンヤンマが次から次へと山のほうへ向かって飛
んでいく。
60-70cmの糸の両端に小さい石や釘などを括りつけ、真中を持ってヤン
マの進行方向を狙って放り上げる。うまくいくと、それを追いかけてしまっ
たギンヤンマが糸に絡まり飛べなくなって落っこちてくる、なんてことがあ
りました。
確率は低かったけれどワタシも時々成功しましたよ。もっとも、捕まえて嬉
しい時間はいたって短くてね、もう帰宅しなきゃいけない時間帯だもんだか
ら、ワタシだけじゃない、ガキどもは怒られるかもしれないと、皆気もそぞ
ろ。さらに暗さが増すと、地面に落ちた仕掛けを探すのも一苦労で、しまい
には放置したまま一人減り二人減りして散り散りに帰途に就くのが常でした
っけ。
いや、この話じゃありません・・・
夕暮れ時には印象深いトンボがいました。カトリヤンマ。
虫好きでない子どもはまず目にすることがない虫だったんじゃないかな。
主に林の中にいたんだろうけど、見たのは薮と外の境目のところや生垣沿い
を徘徊していたやつで、黄昏時に蚊などを捕る。割と大きなトンボで動きも
ふわふわした飛び方の割には素早い。だいたい薄暗いもんだからあまりよく
見えないのね、だから網をつい強く振り回す。で、捕まえてみるとその体は
思いのほかフニャフニャして柔らかく、折れ曲がってしまうことが多かった。
羽が大きめ。腰がとてもくびれているのと、尾の先っぽの二本の突起(なん
というのか知りません、交尾時にメスの頭や首を押さえつける道具でしょう)
が妙に長いというのが特徴。
今でも飛んでいてほしいとは思うんだけれど、もう子供のときの視力はない
から、飛んでいても見えないんじゃないかな。
もちろんワタシの撮った写真ではありません。ネットで感じの出ている
のを安直に選びました。こんな明るいところで見ることができるトンボ
ではありませんでしたが・・・
懐かしい!