20190910(了)
映画『ハンターキラー 潜航せよ』
監督:ドノヴァン・マーシュ//ジェラルド・バトラー/ゲーリー・オールドマン/
コモン/リンダ・カーデリニ
音楽:トレヴァー・モリス
2018年製作/122分/G/イギリス
原題:Hunter Killer
<★★★△>
〈映画.com解説から〉 ・・・ジェラルド・バトラー主演で描いた潜水艦アク
ション。ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が消息を絶ち、捜索に向かっ
たジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜「ハンターキラー」は、現場付近に沈
んでいたロシア原潜の生存者を捕虜にする。同じ頃、ロシア国内で世界を揺る
がす陰謀が企てられていることが判明。ハンターキラーに陰謀阻止のための
過酷なミッションが下される。その任務を達成するには、絶対不可侵のロシア
海域へ潜航せねばならず・・・
(いきなりネタバレかもしれません)
エリートではないたたき上げの艦長がバトラーで、肉体美は拝めないが、威厳
やクソ度胸や経験に裏打ちされた勘や人間力をたっぷり見せてくれる。
これは上にも書いてないからネタバレということになるんだろうが、書かなき
ゃピンとこないんじゃない?
で、陰謀というのが、なんとクーデター!
書いちゃいました・・・ でもここまでなら大丈夫なんじゃないかな。
大風呂敷、大げさ、話がでかい・・・
軍とか潜水艦とかが出てくるアクションものというのなら、相当古臭い気はし
ますね。でもまあ王道でしょう。
それに、これだと(ひょっとするとなかなか微妙なのかもしれないけれど)ロ
シアからも文句は出ない。ということだよね?
フィンランドのお隣、まるーいコラ半島の東側の深く切れ込んだ湾でのお話。
海中でのシーンに不満はあったものの、楽しく観ました。
年配の方は、キューバ危機なんかも連想させるこんな危ないストーリー設定
を案外懐かしんだりするんじゃないか。若者の反応は想像つきませんけど。
写真はジェラルド・バトラーには見えないなぁ。ケヴィン・コスナーと最近
亡くなったルトガー・ハウアーのそれぞれ若い時を足して2で割ったみたい
な感じ。ついでに言えば、一緒に写っているG・オールドマンは、もったい
なくも、あまり働きませんでした。