20190902(了)
ジョン・ケージ(1912-1992)/
「プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード」
①ソナタ 第1番 2:24
②ソナタ 第2番 2:01
③ソナタ 第3番 2:23
④ソナタ 第4番 2:16
⑤第1 インターリュード 3:43
⑥ソナタ 第5番 1:29
⑦ソナタ 第6番 2:09
⑧ソナタ 第7番 2:08
⑨ソナタ 第8番 2:53
⑩第2 インターリュード 3:46
⑪第3 インターリュード 3:12
⑫ソナタ 第9番 4:01
⑬ソナタ 第10番 3:17
⑭ソナタ 第11番 3:46
⑮ソナタ 第12番 3:07
⑯第4 インターリュード 2:51
⑰ソナタ 第13番 3:42
⑱ソナタ 第14,15番「双子座」 6:20
―リチャード・リポルドの作品にならって―
⑲ソナタ 第16番 5:00
高橋悠治(プリペアド・ピアノ)
録音:1975年12月、東京、コロムビア第1スタジオ Tot.60:27
2004年12月/CD/現代音楽/コロムビア・ミュージンク・エンタテインメント/中古
<★★☆>
インターリュード(インタールード);
間奏または間奏曲のこと。コーラス単位で繰り返されるテーマ(主題)の
中間に配置されている、比較的短い演奏部分を指す。この種の演奏部分が
楽曲として独立したものを間奏曲という。
プリペアド・ピアノ;
言葉そのものは「準備されたピアノ」の意だが、通常は・・・
グランドピアノの弦に、ゴム、金属、木などを挟んだり乗せたりして(こ
れを「プリペアする」「プリパレーションを施す」などという)音色を打
楽器的な響きに変えたものをいう。このようにすることで、ピアノ本来の
音色が失われ、金属的な音や雑音の多い独特な音が得られるほか、多くは
その音の高さも幾分不明瞭になったり、元の高さとは異なる音高となった
りする。 そもそもが、この作曲家の発明になるものとされている。
作曲は1946~1948年。
お薦め現代音楽としてリストアップされていたものの一枚。
インターリュードというと、普通、ああ、ゆっくりできるんだな、きれい
なんだろうな、などと思う。
でもこれは、いろいろ細工をしたピアノを、いろんな道具でもって、いろ
んな音を立てる。これをソナタと言われても、インターリュードと言われ
ても、ねぇ、困ってしまうなぁ。
日本コロムビアのPCM録音なので、音は悪かろうはずもないが、用途とし
ては、事務所だとか静かな場所で、音量を絞って流し、何か“音楽みたいな
もの”が流れているなぁと感じる程度でいい、というようなもんじゃないで
しょうか。ケージさんに失礼ではありますが、、、
そういったBGMとしてはもっと高い点数を付ける用意があります・・・は
はは。
ソナタもインターリュードも特に違いは感じませんでした。
ちなみに、職場ではOKでした。もうやってみました。反応は嬉しいことに
ゼロ! 車の中はというと、これが合いませんでした。残念・・・、これで
いい時もあるかもしれませんが、普段はまあダメですね。