休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ハイフェッツ プレイズ 偉大なヴァイオリン協奏曲集6-3

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Jasha Heifetz plays Great Violin Concertos

ハイフェッツ プレイズ 偉大なヴァイオリン協奏曲集(6CD)

〈CD6-3〉71:52
(5)ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 Op.26
     7:41/7:51/6:38
     ロンドン新交響楽団/マルコム・サージェント   (1962)

     <★★★★>

(6)メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 Op.64

     11:00/7:01/5:58
     ボストン交響楽団/シャルル・ミュンシュ     (1959)

     <★★★>

(7)ブルッフスコットランド幻想曲 Op.46

     7:48/4:38/6:34/6:43

     ロンドン新交響楽団/マルコム・サージェント    (1962)

     <★★★☆>

  2010年/CD6枚組/クラシック/協奏曲//RCA/SonyMusic/輸入/中古屋

 

<CD3>
(5)これくらい脳天気によくできたロマン派ヴァイオリン・コンチェルトも
そうないと思うが、ハイフェッツさんにとっても最高に適した曲なんじゃない
かしらん。パガニーニほど‘サーカス’っぽくはないし。
オケもきちっとつけられて充実していて、録音も悪くない。なんだか文句の
つけようがない。名曲の名演奏として、ここまででは最高でしょう。
このブルッフがおおいに尊敬していた作曲家の一人メンデルスゾーンの、超
有名曲の(6)。
はじめはどういうものか、あら捜し的に聴きましてね、印象よくなかった。
やっぱそういう聴き方はダメ。で、そのうち馴染んできちゃった。
ハイフェッツはオケの前に仁王立ちし、“オレがテンポだぁ、ついて来い!”
というスタイルは感じてしまいましたけどね。それでもミュンシュ/ボスト
ンは憮然と、でもちゃんとついて行く・・・
録音は潤いが乏しく、オケの側の乗りも良くないのは確かだとは思いますが、
なんか慣れてしまって、、、振り挙げた手が下ろしにくいんだけれど、こん
なもんかな、なんてね。
御大ハイフェッツは相変わらずのテクニックと古い表現法を披露してくれる
んだが、少しばかり荒っぽい。危なっかしくてもそのまんま突っ走る。
第二第三楽章では、全体に挽回してはいる感じ。でもとてもブルッフの1番
(曲がメンデルスゾーンに似てない?)にはかなわない。
再びブルッフの(7)。ヴァイオリン協奏曲ほどの有名曲でもないという点
を除けば、出来は(5)とそんなに遜色ないと思います。といいますか、本
当に久しぶりに聴いたんですが、古いロマン派タイプで実にいい曲。メンデ
ルスゾーンには第3交響曲や「フィンガルの洞窟」なんてイギリス関連の曲
があるくらいだから、ブルッフのこの曲もメンデルスゾーンの曲にちなんだ
面があるのかな。
そうそう、ブルッフ2曲におけるサージェントのバックアップぶりがとても
的確だったことは、書き忘れちゃいけないですね。
   *メンデルスゾーン 1809-1847 /マックス・ブルッフ 1838-1920

   *マルコム・サージェント(英) 1895-1967

 

さすが夏で、虫関係の記事に面白いものがいろいろありました。

が、まあ、ここでは、上の記事が寂しいので、軽く場所埋め・・・

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  この辺はどういうものかひどくはならなくて、とてもありがたいんだけれど、

それでも雨がちょくちょく降って、気温が下がり、室内は過ごしやすい。

 でも、外は草の勢いがすごいのです。今目立つのは、食べないものに交じっ

てミツバ、シソ、エゴマ(これも食べないか)が多いかな。

 触る気がしないのは、超苦手な蚊どもの勢いもスゴイからで、草を刈ったり

むしったりするには、長ズボン、長袖を身につけないといけないが、半袖、半

ズボンを脱ぐ気はまだないもんだから、もうちょっともうちょっとと、延ばし

延ばしにしているところです。

 蚊よけはあってよく使うんですけどね、ほとんど効かない。

 写真は、夜遅く仕事から戻ってきたところ、外灯の近く、ポストのすぐ下で

殺気をみなぎらせたカマキリがワタシのほうを睨みつけている感じだったのを

をパチリ。(8/27撮影)