休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『ジェミニマン』

20200612(了)
映画『ジェミニマン』

  監督:アン・リー//ウィル・スミス/メアリー・エリザベス・ウィンステッド/
             クライヴ・オーウェン
  音楽;ローン・バルフェ
  2019年製作/117分/G/アメリカ/原題:Gemini Man/DVDレンタル
  <★★△>

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<映画.com解説から> ・・・アン・リーがメガホンをとった近未来アクシ
ョン。史上最強とうたわれるスナイパーのヘンリーは政府に依頼されたミ
ッションを遂行中、何者かに襲撃される。自分の動きをすべて把握し、神
出鬼没な謎の襲撃者の正体は、秘密裏に作られた若い頃のヘンリーのクロ
ーンだった。その衝撃の事実を知ったヘンリーは、アメリカ国防情報局の
捜査官ダニーの協力を得ながら、政府を巻き込む巨大な陰謀の渦中へと身
を投じていく。


近未来SFで、主眼は人間のクローン。
ジェミニ計画」というのがあって、それに絡んでいる。
すごいスナイパーが、もうやめると言いだしてからのすったもんだという、
ちょっと柄の小さい話を、ふんだんにCGを使って描いてます。
クローンの目論見の意義は、気張って説明されるのですが、単純発想。
実際にあり得る話ではあるから、それを心配しなさいよ、という映画?
そうじゃないんでしょ?
スピーディーな展開やアクションを楽しめばよろしい・・・

どうでもいい話ですが、ある人のDNAなりを使って「作られた」クローン
人間は、元のDNAの持ち主と出逢ようなことになったら、(部品として使
われたり殺し合ったりしないなら) 一体どういう関係を築けばいいんだろ
う。父子/母子? 兄弟/姉妹? いやー、そうじゃないよなぁ。
ともあれ、描き方のヴァリエーションによっては『私を離さないで』みた
いになって、これなら文学扱い。でもって、かたや「ジェミニマン」は、
ほとんどギャグマンガ、かな。

気にしなくても、観た人は勝手に考えますって・・・

音楽担当は初めて聞く名前のようです。担当はたくさんこなしている人な
のですね。あまり観ないジャンルが多い。
ここでは、真面目でオーソドックスな劇伴。ちょっとやぼったい。ズンズ
ン・ドンドンのタイプよりはいいんですが、面白味はありませんでした。

親なんて間違いだらけに決まっている

先々週の土曜日のコラムです・・・

一応「親」のことです。

もちろん、正解なんてものもない。


親のこと、もっともらしく言えば、なるほどこんなふう。

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でも、もうとうに巣立ってしまった子供たちに、こんな感じだったん

だぜ。

といっても、そんなのもうわかってるよって、言われるだろうな。

言っておきたかった気もする。

許してくれとかいうようなオーバーな感慨はない、まったく。

女性とは感じ方は違うでしょうが。

 

同じ日のコラムにこんなのがあった。

子の視点から書き始め、おしまいは・・・

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夫婦のことへ。

これが親だと、なかなかシンドソウ。

前の「折々のことば」と、もろに繋がっている気がする。

小池/藤田の夫婦に子供さんがいたのかどうかは知りません。

むしろ特殊といってもいい夫婦だったようで、ウチの場合との比較

参考にはならないけれど、それでも・・・つながった話だと思った

ので・・・

 

付録:

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昨日の散歩で。

この辺じゃ数など少なかろうに、轢かれてしまったんや。

可哀そうやけど、ちゃんといるんやね、こういう民家の立て込んだと

ころにも。

 

コシアキトンボ、何種類かのイトトンボ以外にしばらく見かけなかった
んだけど、昨日、ちょっと見かけたのが、ブルーっぽく見えたのがいて、
たぶん、ルリホシギンヤンマじゃないかな。
M池・・・


バスを狙っているらしい子供たち、中学生が中心の団体がいつもいる。
学校が引けるのが早いのか、時間に分けていて早く終わるやつらなのか。
ああ、全員男の子やね。
彼らにバスの釣果はないみたい。ワァワァ群れてるのが楽しいみたい。
本気で釣ろうというやつは、まああまり騒がないもんな。
食パンなんかも転がっていて、これは疑似餌にするブルーギルの小さい
のを釣るためのものだろう。

ヘンツェ : 交響曲 第9番

20200602(了)
ヘンツェ : 交響曲 第9番
      混声合唱とオーケストラのための
Hans Werner Henze(1926-2012)/Sym.9
       〔テキスト:ハンス=ウルリヒ・トライヒェル~アンナ・ゼーガースの小説『7番目
        の十字架』に基づく〕
 ①第1楽章:Die Flucht (脱走) 5:56
 ②第2楽章:Bei den Toten (死と共に) 5:44
 ③第3楽章:Bericht der Verfolger (迫害者の告白) 1:52
 ④第4楽章:Der Platane spricht (平凡な木が語る) 7:41
 ⑤第5楽章:Der Sturz (突入) 7:31
 ⑥第6楽章:Nachts in Dom (大聖堂の夜) 16:37
 ⑦第7楽章:Die Rettung (救済) 7:46

       マレク・ヤノフスキ(指揮)/
       ベルリン放送交響楽団/ベルリン放送室内合唱団
       録音:2008年11月、フィルハルモニー・ベルリン Tot.53:06
       CD/現代音楽/管弦楽&合唱/ⓒ&Ⓟ2009 WERGO/輸入
<★★☆>

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CDの帯紹介文:
「ヘンツェが1996年から97年にかけて取り組んだ交響曲第9番は、ゼーガ
ースの小説に基づくテキストに作曲された、ほぼ休みなく歌い続ける合唱
を伴う大規模な交響曲。・・・内容は、7人の囚人が強制収容所から逃げ
出そうとして失敗。士官たちは他の囚人たちへの見せしめとして、収容所
の7本の木を切り倒し、十字架を作り、7人を磔にしようとします。しかし
7本目の十字架に乗るはずだった囚人は、脱走に成功。誰もいない7本目
の十字架が、抵抗の象徴。独裁者への勝利のしるしとして描かれる物語で
す。・・・不安で焦燥感いっぱいの「脱走」から始まり・・・「7」の楽
章から成ります。最後は「救済」と題されていますが、終わり方は極めて
不安げなまま。独裁による人道の危機が終ることはない、というヘンツェ
のメッセージがこめられているようです。

 

誰が信用できるのかという疑心暗鬼が大きく、家族・友人・収容所長など
色々な立場から立体的に描かれ、人間の弱さと希望を伝える・・・
とまあだいたいこんな感じだそうな。ゼーガース自身の体験に基づいてい
る。ドイツの抵抗文学の代表格。それをテキスト化したものを歌う合唱つ
きの大交響組曲
もっとも、ゼーガースの本の文言はまったく使われていないんだって。

なんてね、外枠のことを長たらしく書いてしまうのは、聴くのがしんどか
ったからです。でかい編成のオケと合唱でもって、ガンガン来ます。
10年前なら楽に聴けたかもしれない。それより前なら投げ出した公算大。
7番をちょっと齧って、その猛烈な(≒おどろおどろしい)音楽に撃退され、
しばらくヘンツェをお休みしていたのに、安かったから(!)つい、仕入
れてしまった。
ところが、なんとも苛烈なこと!映像を補う感じ。補い過ぎ・・・ ある
いは映画にしたものを音楽的に圧縮しちゃったとか・・・
始めは怒りのようなものを強く感じた気がしてたじたじ。馴れるまでにし
ばらくかかりましたね。そして、どうやら怒りではなかった。

①サスペンスフル。巨大な音塊。
②死があっけらかんとしていない。陰気。
③テンポはあるが、気持ちのこもらない音。
④これも一聴美しい部分もあるが、気持ちのこもらない恐ろしい事実の
 羅列・・・
⑤不安な調子が続くも、だんだん激しい感じに。サイレン、呼子。おしま
 いは弦だけの一聴美しい、でも不安の勝った音楽。どこかレクイエム。
⑥長い楽章。オルガンが加わる。大仰。合唱だけになったりオルガンだ
 けになったり。
⑦「終わり方は極めて不安げなまま」と紹介文にあるが、美しいところの
 少ない音楽の中では、ワタシは終わりは美しい、抒情を感じました。弦、
 合唱、ホルンなど。ぎりぎりだけど、不安はなんとか通り越したみたい
 な。でも宗教的ではないように思う。

物語に基づいている曲なんだからしょうがないけれど、わくわくするとこ
ろのない音楽。ま、ヘンツェはだいたいそうか。
ベートーヴェン(の9番)を意識しなかった作曲家みたいね。ちがうかな。

映画『ミツバチのささやき』

20200605(了)
映画『ミツバチのささやき

  監督・脚本・原案:ヴィクトル・エリセ//アナ・トレント/イザベル・テリェリア
  1973年製作/99分/スペイン/原題:El espiritu de la colmena/
  日本初公開:1985年2月9日/DVDレンタル
  <★★★>

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〈映画.com解説〉 スペインの名匠ビクトル・エリセが1973年に発表した長編
監督第1作。スペインの小さな村を舞台に、ひとりの少女の現実と空想の世
界が交錯した体験を、主人公の少女を演じた子役アナ・トレントの名演と繊
細なタッチで描き出した。スペイン内戦が終結した翌年の1940年、6歳の少
女アナが暮らす村に映画「フランケンシュタイン」の巡回上映がやってくる。
映画の中の怪物を精霊だと思うアナは、姉から村はずれの一軒家に怪物が
潜んでいると聞き、その家を訪れる。するとこそには謎めいたひとりの負傷
兵がおり……。2017年、世界の名作を上映する企画「the アートシアター」の
第1弾として、監督自身の監修によるデジタルリマスター版が公開。


普通に選んで借りるついでに、たまたま覚えていたこのタイトルの取り寄せを
頼んでみました。頼んだ翌日には電話が来て、入荷日を教えられた。借りた
のは、5日ほどたってから。頼んで借りたのは初めて。一週間レンタルしかダ
メなんだって。そして若干高い。ま、いいか・・・

映画オリジナルの発想や叙情がすばらしく、評判に一応納得。
いかにも映画にしかできない表現だと思う反面、この作品、自分としては、好
きなのかどうかよくわからない。印象を書き留めようとしても、どうもよくわ
からなかったのです。
現時点ではこれ以上書けない。

 

それにしてもかわいい。お姉ちゃんのちょっとおませで漂わせる濃い表情との
対照も利いている。音楽にはもちろんというべきか、無理をしていない。
そしてリマスターされたという映像!

女の子の瞳の大きな目、長い睫毛が、キアロスタミの『ともだちのうちはどこ?』
の男の子を思い出させました。

瞳の大きさ、なんてものは、かわいいと感じてしまう要件の一つなんだろうな、

きっと。

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R・シュトラウス:家庭交響曲&町人貴族

(名演奏だと思います)

20200520(了)
R・シュトラウス家庭交響曲&町人貴族
 Richard Strauss(1864-1949)

(1)家庭交響曲 Op.53(1903)                        42’36
 ①Bewegt; Sehr Lebhaft;Ruhig               (5’21)
 ②Scherzo; Munter               (6’27)
 ③Massig langsam und sehr ruhig                  (6’04)
 ④Adagio; Langsam            (12’13)
 ⑤Finale; Sehr Lebhaft              (13’32)

(2)組曲「町人貴族」 Op.60(組曲版;1918) 30’13
 ⑥Ⅰ.序曲                  (3’49)
 ⑦Ⅱ.メヌエット               (1’27)
 ⑧Ⅲ.剣術の先生                    (1’45)
 ⑨Ⅳ.仕立て屋の入場と踊り                    (4’40)
 ⑩Ⅴ.クレオンテの登場                    (4’54)
 ⑪Ⅵ.第2幕への前奏曲(間奏曲)                   (3’13)
 ⑫Ⅶ.宴会                     (10’08)

    フリッツ・ライナー(1888-1963)指揮/シカゴ交響楽団
    録音:(1)1956年11月、(2)1956年4月/シカゴ、オーケストラ・ホール
    2002年10月/CD/管弦楽曲/BMGファンハウス/邦盤(Tot.73’58)
    (1)&⑫<★★★★△>、(2)<★★★☆>

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リヒャルト・シュトラウスとしっかり接点のあったライナーの録音。
メインどころはおととし、2枚組で聴きました。録音がちょっと辛いのも
ありましたが、おおむね満足、その2枚組に入っていなかった曲が気にな
っていました。その一つがこれ(1)です。

このCDの2曲は特に好きだったわけではないので、録音の古さもあって、
期待はせずに聴いてみました。


(1)こんなに魅力的な曲だったんですね。バカでした。聴いてよかった。
確かに有名曲にある超魅力的な曲想はないけれど、これぞR・シュトラウス
というゴージャスなオーケストレーションがたっぷり楽しめました。
そしてライナー/シカゴ響のなんという緊張感、凝集力! 好きだったカラヤ
ンのものとは全く別のアプローチなんで、言い過ぎかもしれませんが、ほと
んど別の音楽。(ああ、カラヤンについてはこの2曲は知りませんけどね)
録音は、、、先に聴いた2枚組の中で、1954年録音の「英雄の生涯」が驚
愕の素晴らしさだったのに比べると、ちょっと落ちて少々ギスギスしている
ものの、音楽も演奏も十二分に楽しめました。
中身のことは知らんのです。ライナーは演奏のことばかりだしね。
で、想像する。王家の愛憎が入り乱れる物語なんかじゃなく、リヒャルト・
シュトラウスなんだから、こりゃあ、ある「英雄」の家庭・・・
そうそう、らっぱ、特にトランペットの強奏がパワフルとはいえ、音色的に
は他と違ってバランスが悪いようでしたね。キズかなぁ、そうでもないのか
なぁ。


(2)のほうはちゃんと聴くのは初めてかも。
モリエールの原作戯曲を、ホーフマンスタールがドイツ語訳して音楽をシュ
トラウスが付けた劇音楽。ドイツ語版初演は1912年。劇中劇もあって長た
らしく、不評だったらしい。その組曲版。オケは40人ほどの小人数。
ⅠからⅥまでは、ワタシにも面白くありませんでした。100年も前のロマン派
の軽かったり可愛かったりする音楽、またもっと前のバロック調の音楽だっ
たりと、それだけ聴いても楽しめない映画音楽みたいなもの、といった感じ
でした。ただし、おしまいの⑫Ⅶ.だけは別格。これは(1)と変わらないわ
くわく感に満ちて、見事なリヒャルト・シュトラウス調!
(語弊が生じざるを得ない表現ですね、パトロンあっての作曲家ですから
・・・、でも、なんでここだけ?)
てな感じで楽しみましたよ。これだけで10分ありましたからね、「オォ!」
録音は(1)よりギスギス感が少ない。オケの規模を考えたんでしょうか。


(1)のところで書いた2枚組、車の中でざっと復習しました。
パワーや凝集力が半端でない。それにスピードもスゴイ。まあ概して速め
のところはビックリするぐらい速い。これが、R・シュトラウス直伝のテ
ンポなのかもしれない。
ツァラトゥストラはかく語りき」と「英雄の生涯」が並んで入っていて、
いわば、雄々しい「英雄の生涯」2連発という感じ。カラヤンのスーパー
オケによる演出巧者な録音も大好きですが、こちらもタイラント的なライ
ナーのちまちましない猛烈な録音にも、スゲーッ!!! あらためて平伏いた
しましたですよ、ハイ。

(もっとも、団員が当時幸せだったかどうかは、ちょっとね、怪しい気が

する。)

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(この後は、つけたし)

そして、後日アップすることになるはずの小三治さんの『ま・く・ら』
(まあエッセイの類って言っていいのかな)の中にある一篇で、CDに対
するある施術が載っている。やったところ、全体に明らかに音が豊かに
なりました。安っぽい音がしていた金管が浮かなくなったり、バランス
よくなったし、(2)では柔らかい音質だったものが、スキッとしたり。
だから、実は、上記の印象より良くなっちゃったのです。
この施術による音の良化の感じ、すごく書きにくい。うまく書けるやろ
か・・・ 結果、CD盤は売り物にはならなくなった。まあいいでしょう、

64-5年も前の名演奏の録音がうんとよく聞こえ、楽しめるんだもの・・・


RCAへのR・シュトラウスの録音は、あと一つ、歌劇「エレクトラ」と「サ
ロメ」のいくらかづつが入ったもの(抜粋とも言えないほどわずかづつ)
だけのはず。
ま、またいつか・・・

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沖縄の梅雨が明けたと言っていましたが、

ひどい湿気です。

トイレの扉の開け閉めが大変。

 

依然としてコロナ関係のもの以外が少ない紙面ですから、引っかかった

ものには目を通しますが、シンドイ。

 

とはいえ、町内会館の月一回の清掃がストップして3か月。このまま何

もなければ、7月末ごろから再開したいが、、、と自分で回覧を作成して

おきながら、「アンタなにゆうてんねん!」というような反応が来る

んじゃないかと、びくびくものの日々。(これはオーバーですけどね)

 

5月30日の夕刊に、それまで10回ほど続いていたコラム二つの書き手が

それぞれ変わる。そのおしまいの分が面白かったので、切り取ってお

いたもの。だいたい文科系(文学系)、夕刊は暇人用・・・

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これは、コロナとは何の関係もない。鶴見俊輔伝を書いた方ですよね。

 

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この方は、独特の日本語の書き手なので、少し読んだことがあります。

ベーシック・インカム、ですか。やるわけないでしょう・・・

ついでに

6/11 ブレイディみかこ/欧州季評

   社会に欠かせぬケア仕事

   続けた拍手 未来のため

コロナ禍に対し、「ケア階級」という言葉が優れものだと思いました。

とてもうまく拾えた概念でわかりやすい。

6/10(夕)「OUT」 1997年刊 桐野夏生

   深刻化する女性の貧困

   ひとり親ら ぎりぎりの日常

今取り挙げる意味、発想は言うまでもないですね、なるほど、です。

この小説、たまたま読んでまして、けっこう引きずりましたっけ。

6/10「武漢日記」出版 批判の嵐

   中国 強まる愛国圧力

中国の同調圧力は、恐い。国の中枢あたりの影が付きまとうようで。

ウイグルの人びとがどういう状態になっているか、遠くもないんだか

ら知らないわけでもなかろうに。政治活動家や人道弁護士だってそう

、、、だと思うと、この書き手も、作家なんだから、勇気があるとい

うよりむしろ無謀なんじゃないか、と思わぬでもない。

 

ここらへんでやめときます。

やっぱり見つけたクビアカ

このところ写した昆虫。

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カミキリムシ。なんていうのか知りません。子供のころなら覚えて

いたかもね。色がちゃんと出ていない。2cm弱。こういう小さくて

身体が柔らいカミキリは、よくハチと間違ってはたき落してしまっ

たりする。

6/3夜中。机のすぐそばの網戸で。

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6/10、といっても昨日の夜。網戸の外の古い鎧戸でじっとしていた。

これも名はちゃんとは知らない。コメツキムシ。触って面白いかわ

いい虫。これも2センチ弱。色はこんな感じ。

驚かさないように、網戸をそろーっと開けて、、、

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6/4。散歩中のもの。公園の池に架けた橋の上で。これも2センチ弱。

残念ながらピントは池の面のほうに合ってて、美しさがわからない。

池にはまだコシアキトンボばかりが乱舞し、オニヤンマもギンヤンマ

もむしろまだめずらしい。でも、こうしたイトトンボは、よく池の面

を見るとコシアキに負けないぐらい、たくさん飛んでいる。種類はま

だ少ない。

さてさて

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散歩中、ウチの犬ころがよく糞をするあたりにある大きな桜の木。

そのあたりに鉄棒などの用具があって、ストレッチや筋肉運動なんか

をやる。今日6/10(実際はもう6/11になってますが)、あれぇ、木屑

がやけに多い。いつもこんなにはなかったはずだけどなぁ。

で、ひょいと見上げると、いましたヨ。

この一匹で出た木屑(フラスという。木屑と糞)じゃないだろう・・・

いやひょっとすると一匹のせいかも。というのも生む卵は100個から

300個と言われる。300の幼生ならあり得るかも、でしょ?

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クビアカツヤカミキリ。今年見つけた第一号です。

3センチちょいぐらいかな。

よく見るとこの樹には、治療の痕もあるんですが、無残。こんなに

フラスが出てるんじゃ、相当やばいのとちゃう?

合言葉じゃ、「見つけたら殺せ」。

で、殺ってしまいました・・・

(気づかれたかもしれません。フラスの中にこいつの死骸が写り込

んでしまっているのが。)

無益とは言わんが、もちろん気分良くない。